- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163261607
感想・レビュー・書評
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剣道を始めようとしている時に読みました。
試合や竹刀の振り方などが細かく書いてあり、登場人物の性格が表れている試合のあり方にどハマりしました。
(最初の早苗ちゃんが道着に直接胴を打たれたところを読んで、若干トラウマです笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本を手に取ってすぐ、
「あれ?百科事典でもないのに、どうしてしおりが2本?」と思ったら、
剣道の試合では選手がそれぞれ紅と白のたすきをつけるらしく、
それで、紅白2本のしおり付きだったんですね!
物語の視点が1章ごとに香織、早苗と交替するので、
目次も互い違いに組まれていて、
その字体までそれぞれの性格に合わせて違っていたりして
作品への愛情を感じる作りになっているのが素敵。
剣道の試合さながらに、相手を見つめ、間合いをはかりながら
だんだん心を通わせていくふたりの、ほほえましいこと!
飄々としてるのに、いざとなると心にしみる言葉をくれるたつじい、
新チームを「聖母マリアのように」率いることになる河合先輩など
ふたりを取り巻く人物も、とても魅力的です!-
コレ、自分も
大好きな作品です(^O^)
勝つことだけにこだわる香織と
勝敗から逃げ続けてきた早苗の
二人のキャラ設定が見...
コレ、自分も
大好きな作品です(^O^)
勝つことだけにこだわる香織と
勝敗から逃げ続けてきた早苗の
二人のキャラ設定が見事だし、
ホンマにあの
硬派な誉田さん?って
何度も表紙を見返すくらい(笑)
思春期の女の子の心情を
うまく描いていて
ビックリでした(汗)
成海璃子、北乃きい主演の
映画化作品も
なかなかの良作で
オススメですよ〜(^_^)v
2012/05/23 -
そうそう、誉田さんって、『ストロベリーナイト』とか、
怖いシーンがけっこう出てくるハードボイルドってイメージだったので
ものすごく意外で、ま...そうそう、誉田さんって、『ストロベリーナイト』とか、
怖いシーンがけっこう出てくるハードボイルドってイメージだったので
ものすごく意外で、またその意外さにやられちゃいました。
映画はまだなので、ぜったい観ます!
聖母マリアのような美少女剣士、河合さんは
いったい誰が演じてるんでしょう?
ワクワク♪2012/05/23
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すまなかった!
誉田哲也さんのファンを名乗っておきながら代表作のひとつである武士道シリーズに手を付けておりませんでした〜(平謝り)
誉田哲也さんのはしらのひとつであるいわゆる青春物なんだけど主人公ふたりがその友情を確定的にさせるまでの遠くなったり近くなったり他にもいろいろあったりが楽しく読めました
うん、これはいい! -
4.6
面白かった。
きっと面白いだろうなと思って読みました、
ハードルを上げて読んだ感じになりましたが、期待を裏切りませんでした。
終わり方も良かった。
続編も読みたいと思います。 -
剣道について全く知識がなかったけど、すごく楽しく読了。登場人物のかけ合いや成長、葛藤に触れるうちに、「頑張れ!」と応援する心の声が大きくなっていきました。
登場人物たちの武士道は如何に進むのか‥爽やかな気持ちでいっぱいです。
ちなみに私も、読んでる時に見た映画「11人の賊軍」の影響も相まって、すっかり武士道の虜ですw -
面白かった!
まずはこの一言に尽きる。
まったくタイプの違う、正反対の二人が剣道を通じて運命の出会い。
自分にないものに目が行く。
そして迷う。
うーん、青春だな!
香織の野獣っぷりに眉を顰めてばかりの前半部分。
ただ、勝敗にこだわってしまうところは、私にも自覚はあるし、
早苗の、いわば「克己」の心にあこがれを持ったところを見ても、
若干、香織に近いんだろうな、私。
…はい、気をつけます。
と、しおしおと肩を竦めてしまった。
好きこそものの上手なれ。
私もいまだに迷ってしまうことは多々あるけれど、
それをどれだけ好きなのか、
好きになった最初のことを思い出して、また前を向ければいいな、って思った。
セブンティーン、エイティーンも続けて読むぞー!-
わ~いわ~い!
永遠ニ馨ルさんも、ついに武士道シリーズナカマに! ゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
青春ならではの迷い、きゅんきゅんしま...わ~いわ~い!
永遠ニ馨ルさんも、ついに武士道シリーズナカマに! ゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
青春ならではの迷い、きゅんきゅんしますよね♪
シックスティーンではまさに野獣の香織が
純粋な分、どんどん変わっていくのが可愛らしい
セブンティーンとエイティーンも、存分に楽しんでくださいね~(*'-')フフ♪2012/08/27 -
は~い、武士道シリーズ仲間に入れてください!.+:。(ノ^∇^)人(´▽`*)ノ.+:。
「のぼうの城」→「武士道シックスティーン」のリレ...は~い、武士道シリーズ仲間に入れてください!.+:。(ノ^∇^)人(´▽`*)ノ.+:。
「のぼうの城」→「武士道シックスティーン」のリレーって、どれだけ武士道女子なんでしょうね、私って(笑
まぁでも、戦国の世の武士のあの精神性は好きです。あっ、話が逸れました。
本当に青春ならではの悩み、迷いってきゅんきゅんしちゃいますね♪
まろんさんのレビューですでにセブンティーン・エイティーンもがっつり楽しむ気にさせていただいてますよ♪
壁】ω`*)うふふ2012/08/27
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面白い。
ついつい剣道を始めてみたくなる。
セブンティーンもエイティーンも読みたい。
楽しみだ。 -
宮本武蔵を師と仰ぎ五輪の書を人生の指標とする中学3年女子、磯山香織(なんちゅう設定やねん)と家庭の事情で日舞を辞めた後、立ってする日本的なものとして何故か剣道を選んだ今時の天然系女子同じく中3、甲本早苗。偶然横浜市民大会で相見えた二人は武道オタクの磯山が一方的に甲本をライバル視し、敵地に乗り込む覚悟で甲本が進学する高校にスポーツ推薦で入学する。こんな女子高生おるわけないやんと思わず突っ込みたくなるほど磯山香織がエキセントリックで面白い。これに普通の天然女子高生、早苗を絡ませることで二人のやり取りが俄然面白くなって来る。文体も口語体と言うか殆ど話し言葉を中心としたふんわりとした文章で読み易い。気がつけば二人の織りなすライバル、友情、対決にウルウルしてしまう。いや~ええもん見つけました。しかも続きもんでセブンティーン、エイティーンが有る。当分楽しめそう、なるべくゆっくり読みます!
著者プロフィール
誉田哲也の作品





