犬と私の10の約束

  • 文藝春秋 (2007年7月31日発売)
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本 ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784163261706

感想・レビュー・書評

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  • 始めは犬に対する主人公や父親の無責任さにちょっと読み続けるのが嫌になってしまったり。
    途中もイラッとしてしまったりしたけれども。
    犬の10戒、犬との約束は本当に心に響く。
    家族として一緒に生きて、思い出を作って出会えた事に感謝する存在。
    この本を読んで改めて犬との生活を大切にしたいと思う。

  • 川口氏は「クィール」の作者でもあります。

    登場する犬「ソックス」は本当に純粋で、感動します。
    犬は生活のパートナーだとあらてめて思いました。

    世の中にはそんな動物たちの命を粗末にしたり、飼育を放棄したりする人がいます。
    (今の世の中 動物だけでなく、人間の子供にも虐待する人もいますが・・・)

    それに対し そんな犬たちをできるだけ、里親に出せるようにボランティアをしている人もいるのに・・。。

    この本が春に映画化されるみたいです。
    本も映画も多くの人に読まれるといいなぁ と思いました。

  • 泣くやつなんだろうな〜と思いながら読んで、やっぱり泣きました…
    動物とは言葉が通じないから余計だけど、動物も、人も、結局、愛!
    家族愛や友情や愛情も感じられる素敵な本でした!

  • とても良かったです。
    読む前から、多分泣くだろうと思っていたのですが、やっぱりダメでした。号泣でした。
    なぜかというと、今まで一緒にいたワンちゃんたちのことを鮮明に思い出したからです。もっとこんなふうに接すれば良かったとか、もっとこんなことをしてあげれば良かったとか、色々なことが頭に浮かびました。
    読んで良かったです。

  • 生き物を飼うにおける10の約束の、約束内容それ自体は大変心に響きます。
    なのに、なぜ、登場人物たちはペットに対してあのような言動なのか、疑問です…。
    あまり心温まりませんでした、それどころか、悲しい気持ちすら覚えました。
    たとえば、名前を変える理由全然納得いきません、周りの登場人物たちもそれについて「え!?」と思わないのか…等々。
    簡単に言うと、自分には合わない作品でした。

  • え~と、ゴメンナサイ。
    何がいいのかよく分かりませんでした…

    犬派か、猫派かと聞かれれば猫派だけどそういった訳じゃなくどうにも受け入れられない内容で。
    映画化され(ではなく映画のノベライズ作品かな?)ロケに縁あってちょっと読んでみたんだけど。

    たぶんコレ、映画だといい映画なのかも知れない。動物の演技にもよるけど。
    ただこの本だけでは私はまったく良さが分からなかった。


    以下今までになく辛口感想だと思うので嫌な人はスルーしてね。
    たぶん感動した方もたくさんいるだろうし映画も見てないくせにって思われる方もいるかも知れないので。


    犬と~と言うより動物を飼う上での10の約束は分かる。
    たまに守れないのも仕方ないかと思う。
    ただこの本のソックスの飼い主のあかりは家族だから~なんて言いながら結局はペットとして見ていると思う。
    転勤先で犬が飼えないから友達に預けたり(これはまぁ仕方ないかとは思うけど、それにしても数ヶ月とはひどいかと…)
    彼氏や自分事で忙しくなったら構うことを忘れはたと気付いて構い直してみたり。
    ソックスがなくなるときに約束を思い出して泣いたって遅いよ!
    最初にお母さんがもらってきた時点で逃げてしまってから探してないの?ってつい突っ込んじゃったくらい…
    病気で倒れてしまったのは責めないけれど目が覚めた時点で誰かに伝えて探そうよ…
    ソレを運命の出会いなんて…
    この本通りの映画だったらソックスの姿に痛々しさを覚えそう。でもいつか映画観てみよう(笑)



    辛口感想だけどソックスにとっては幸せだったのかな?だといいな~。
    映画を見て感想がまるで変わるかも知れない。
    もしそうだったとしたらこの本をノベライズ化したのはあまり良くなかったのかも…私のように本だけでいい印象を持てなかった人いるんじゃないかなぁ。
    いや、私がひねくれてるだけかも知れないけど


    本には写真がたくさん出てくるんだけどあかりの友達の侑子の飼ってる犬(名前は彼氏が変わるたびに変わる/笑)が愛嬌があってかわいい♪

  • 自分も犬を飼っているから、心に響いた。10の約束を読んだだけで泣きそうになった。これからも愛犬に最大限の愛を注いで生きていこうと思った。とても良い本です。

    特に、「あなたには友達がいるけど、私にはあなたしかいません」 ←心に響いた。

  • 人と動物とのつながりの大事さを痛感できる本
    主人公が自身の愛犬ソックスと交わした10の約束とは?
    「だってこのあいだまで子犬だったじゃない・・・」、涙もろい自分としてはどんだけ泣かす気なのかと(笑)
    死ぬときは必ずそばに居てほしい、とか「つながり」を強調しています。

  • 犬を飼うときの10この約束。
    本当にその通りだなーって思った。

  • 1.9

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著者プロフィール

早稲田大学第一文学部卒。脚本家・作家・映画プロデューサー。著書に『子ぎつねヘレン』『犬と私の10の約束』など。

「2018年 『山猫クー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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