- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163262208
感想・レビュー・書評
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いつも推理物は「コイツは怪しい!」「こういうトリックじゃないか?」と思いながら読むが、道尾さんの作品に関してはあまり当たった事がない。今回も私が怪しいと思った人は誰も怪しくなかった(笑)
大学生の男女4人が遭遇してしまった男の子の死。結局、何が原因だったのか、誰が犯人だったのかを主人公・秋内静が日常に若干振り回されながら解いていく。途中の喫茶店の辺りからクライマックスにかけて、状況が一気に盛り上がり非常に興奮した。コミカルな感じも面白かった。
変人だけど間宮先生のキャラが好きです。結構、いい事言ってるんだよね~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったと言えば面白かった。
何とな疑問が多く感情移入出来なくて
えーと思う場面はいくつかはあったのですが
最後の結末が長く感じて淡々と読んだ感じでした。
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読みやすく ぐいぐい読める
終盤 急な 話の転換に迷子になりかけたけど(笑)
お初の道尾秀介さん
第一印象は まずまず といったところ
嫌な読後感もなくて 初めましての人には良いチョイス -
つまらない、『お遊びの小説』
そもそも『ソロモンの犬』と言う題名が意味深だが真相は大した事無かった↷
主人公の友人・京也(?) こんな奴居ないよw 雨宮も…だから小説なんだろうが…あり得なさ過ぎて感情移入できない。 一応伏線はあるものの女助教授の元夫が最後の方で出てくるのは唐突過ぎる。『カラスの親指』でも感じたことだが、終わりの部分が無駄に長い(まだ終わらないの…!?) もっとサクッと終わった方が余韻が残る。 -
最後まで分からない一連の流れ。どうしてそうなった?もうダメかと思った〜!!まんまと騙されました。ソロモンの犬という題名の意味も途中で理解しました。一気に読めました。
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時間が前後していて私には少し読みにくく、時間がかかった。
内容的にもお祖父さんが亡くなったのを勘違いしていたり喫茶店のくだりが夢だったりと少し微妙だった。
犯人は誰かと思いきや結局は犯罪ではなく悲しい事故だったし先生も自殺。
間宮先生がやたら鼻のきく名探偵でキャラ的に好きかな。
もう少し読みやすかったらよかった。 -
大学に入った秋内静は羽住智佳と仲良くなりたいため,
京也とひろ子とも親しくなる。
秋内は自転車便のバイト中に,犬の散歩をしていた椎崎助教授の息子陽介が
トラックに轢かれるところを目撃する。
いままで何冊か読んだ道尾秀介の本と同じく終盤で二転三転していそがしいのがいい。 -
中盤まではあまり展開に起伏がなくて中だるみ感がありましたが、後半の展開は二転三転して面白かった。でもグルグルした割には結末が少し拍子抜けだったかな。どうも私は道尾秀介に刺激を求めすぎているような節がある…(笑)
犬の習性の話はとても興味深かったです。変人の生物学者の間宮先生のキャラがよかった。正直メインの大学生4人の恋模様よりもこの変人の先生をもっと見ていたいと思った。
著者プロフィール
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