楽園 上

著者 :
  • 文藝春秋
3.65
  • (214)
  • (474)
  • (583)
  • (37)
  • (7)
本棚登録 : 2578
感想 : 402
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163262406

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フリーライター前畑滋子のもとに奇妙な調査依頼が舞い込んだ。そして、16年前に起きた、少女殺人事件の全貌が明らかになる!

  • 3.5

  • 模倣犯の続編として読んでみたが…
    そういう問題ではなかった話

  • 少しずつ謎が解けていく過程が面白かった。模倣犯を先に読めばよかったかな??

  • それなりに面白いが、引き込まれるというほどではない。
    話の進行がまどろっこしい。
    特に主人公のトラウマとなっている過去の事件について、少しづつ状況が明らかになるような展開のようだが、結果として状況がよくわからないので、主人公に今ひとつ共感がわかない。
    しかも、この主人公夫婦の会話が気持ち悪くて、かなりひく・・・
    まあ、後半の展開に期待。

  • 模倣犯読み終わったので。
    ドラマもやってたので、興味があり読みました。

    模倣犯より内容がソフトなのですが、刺激がないのでなかなか読み進みませんでした。
    ただ、後半に向けて謎がどう解けていくのかが気になり、どんどん読めました。

    超能力めいた内容は求めてなかったので、ちょっと興ざめでした。

  • あの、忌まわしき連続殺人事件から9年。事件ものからは遠きつつも、細々と書物仕事は続けていた前畑滋子。知人から紹介されて彼女に会いにやってきたのは、ごく普通の主婦、萩谷敏子。敏子が滋子に調べて欲しがったのは、彼女の死んだ息子が遺したスケッチブックの謎について。そのスケッチブックには、彼が知り得るはずのない事件についての奇妙なスケッチが描かれていた。それは、火事場から娘の死体が発見され、両親が殺したと自首したというごく最近の事件現場の絵、そしてあの山荘の絵だった。

    感想は下に。

  • 上、下と一気に読んだ。

    もう少し違う結末を期待したのだけど、救いが無いまま終わったなぁ。
    前畑サン、好意と好奇心だけでそこまで動けるもんかなぁ…という部分にも首を傾げざるをえなかった。
    でも、等くんの見た記憶は誰の?…が、あおぞら会に繋がっていく辺りは、ワクワクゾクゾクした。
    あとがきで、全国の土井崎茜サン、ごめんなさい…としてるのが、印象的だった。
    やっぱりフィクションの中の登場人物が、自分と同姓同名だったりするのって複雑だったりするのかなw。

    「模倣犯」の内容も度々出てくるので、読み返したい気持ちになったけど、アレを読み返すのって覚悟いるよねw。
    で、映画版のキャストだけ確認してみた←。
    前畑さんは、木村佳乃だったのだね。全然忘れてた。
    いま実写化するとしたら、誰だろうなぁ。

  • 2007.10

  • 上、下

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

宮部みゆきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×