- 本 ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163262505
感想・レビュー・書評
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人気のサスペンス作家の新シリーズ。ボディガードものから一挙に転じて、イギリスの諜報機関お抱えの女性暗殺者、正式には主席特務官、タラ・チェイスを主人公にしたスパイもの。007映画の世界と真反対のものすごくリアルな世界。作家は、コミックの原作も提供していて、その主人公を逆に活字の世界に引き戻して、書かれた逆輸入のオリジナル作品。
画像検索してみるとわかるんだけど、この主人公、イギリスのコミックではかなりの中年女性で、とってもリアルに老けてる。この日本での表紙と年齢差は相当なもの。あちらの絵を見ると、激しく凹みます。小説は、濡れ場もあるし、迫力とサスペンス満点。映像化してほしいくらい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さーて、どっから愚痴ろうかw
とりあえず、表紙絵と邦題はどーなのよ?と。題材・対象と真反対では。いっそアメコミテイストだったら救いもあったような。
軽妙な読み口のアティカスシリーズとはうって変わって、非常に読みにくい文章になった気がします。目が滑る滑る。
訳者さんが違うせい? 主人公のキャラの違い? まぁ、これは私がスパイモノ得意としないせいかもしれません。
暗殺までの経緯が長い割に、下調べは人任せ。あげく一緒にいたアンタが悪いとついでに殺した人物がもとで大騒ぎ。という展開にガックリ。
前シリーズではあんなに巧妙に暗殺者のプロセス描いてたのに。
なにゆえ「天使」か?だけが気になって読み遂げましたが、ルッカに見切りを付けたくなった作品。でも見切り付け難いが為にアマアマの★2。 -
イギリスの女性諜報部員の活躍がストレートに描かれます。イギリスのスパイものだとどこか一筋縄ではいかない印象がありますが、この小説はひたすらアクションに徹しています。そこがアメリカの作家の手による作品なのでしょうか。 とにかく定価が高い。どうしちゃったんだろう? あと、表紙は好みが分かれるかもしれません。
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●なんだってこんなラノベ的な表紙になってるのかと思ったが、解説で理解した。グレッグ・ルッカはもともとアメコミ原作者だったのですね。この表紙自体は「24」のファン層=20〜30代を狙ってのことかもしれませんが、お年寄りにはちょっとカウンターに出すのが恥ずかしかった・・・ガク。
●ロンドン地下鉄テロ事件をモチーフに、英国女性特務官を主人公としたこの話自体は、甘さ軽さはほとんどなく、きっちり冒険ハードボイルド小説の味わい。主人公よりも、むしろ上司である本部長や、CIAの女性エージェント、モサドの二人など、脇役のキャラ立てがさすがでした。とりあえずアティカスシリーズの続編待ち。 -
話が最後にならないと進まない印象だった。
地下鉄テロが発生し、その報復としてイスラムの指導者暗殺を実施。
その際に一緒にいた王子も暗殺してしまって、ヤバい状況になり、
王子暗殺の報復として活動が広がってた組織を壊滅させるお話。
主人公が「天使」だと感じる描写はなかったし、想像してたものと随分違った。
敵側の一人をピックアップして描いてはいたけど、それに関してもあまり必要性を感じなかったかな。
シリーズで出てるそうだけど、読むことはないと思う。 -
面白かった。
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なんか安直。物足りない。
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a gentleman's game. a hard‐boiled style. how many plots? no longer. author, he wright original of 'batman','superman',other.
著者プロフィール
グレッグ・ルッカの作品





