幻夢

  • 文藝春秋 (2007年8月31日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784163262604

感想・レビュー・書評

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  • それぞれ短かったのが救い

  • 夢と現の狭間で起こる不思議な物語を描いた短編集。夢に近いところから現まで、全ての物語の根底にあるのは、多分「怒り」そして怒りの奥に仄見えるのは「性」妖しくも哀しく愚かな「性」全部で8つ 物語られるのだけれど、前半の4つに比べて表題作を含む後半は少し分かりにくい感じ。

  • 作家である夫宛に届いた手紙には、ただ一行「タケヤブヤケタ」と記して
    あった。生の不可思議さを浮かび上がらせた8つの短編。

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著者プロフィール

藤沢 周(ふじさわ しゅう)
1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。書評紙「図書新聞」の編集者などを経て、93年「ゾーンを左に曲がれ」(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞を受賞。著書に『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『雨月』『さだめ』『箱崎ジャンクション』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武曲Ⅱ』『界』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』『世阿弥 最後の花』『憶 藤沢周連作短編集』など多数。

「2024年 『鎌倉幽世八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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