マルシェ・アンジュール

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 245
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163263908

感想・レビュー・書評

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  • ほっこりするお話がつまってました。
    が、先を読みたいとか そそられるモノがなく 笑

    ただエッチっぽいところも表現がキレイな印象を受けました。

  • それにしても野中柊さんの本の中に出てくる食べ物はどれもおいしそう。

  • 何回か読んだことがあるが、初めて最後まで読みました。野中さんのお話しは、遠くの人を想う話が多く切ないけど甘かったです。1つのお店に通う人々の物語。特に距離が好きだった。土日しか会えない状況は、以前の私と同じで共感する箇所が多かったからだと思います。こんなに素敵なお店があったら行ってみたい!

  • 野中柊さんのことばの使い方がすごく好き。
    三大欲求がとても綺麗に切なく描写されててこちらまで満たされていく感じ。
    「幸せになるって、かんたんなことね」

  • 野中柊さんの本久しぶりに読みました。野中さんの文章表現が好きですね。
    この本はさらさらと読めたんですが、さらさら行き過ぎてそこまで印象に強く残らなかった。
    だけど、短編の中では初恋、距離、聖夜が好きです。

  •  マルシェ・アンジュールに並ぶ商品たちの描写は雰囲気が良くて行ってみたいな〜と思えました。野中柊さんの作品、初期は若い文章だな〜と思っていたけど、最近洗練されてきた? かんじで、もっと色々読んでみたい!

  • 恋しいひとと共に食べるという行為は、限りなく祈りに似ている。
    (P.149)

  • 高級スーパーの話。
    どの話も好きだなぁ。

  • 面白かったけどあんまり印象には残らないかな。すぐ忘れちゃう。

  • マルシェ・アンジュール

    24時間営業のスーパーマーケット。
    外国の食材がたくさん売られていて、ちょっと高級な、特別なスーパーマーケット。

    そこに引き寄せられる人たちの短編。

    夜にそこへ通う主婦の恋心
    そこで運命の出会いを果たした男の子と女の子
    失恋で気力を失っていた矢先に再会した同級生とのひと時
    料理のうまい恋人とのちょっとした距離
    年上の彼女に弄ばれている気分になる気持ち
    弟と同居している私の家に家出をしてきた友人と芽生えた恋

    だんだん読んでいると正直飽きるけど
    読みだしたからには読み終えないとならないと思ってしまった。
    でもキライじゃないよ)^o^(

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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