狩人は都を駆ける

  • 文藝春秋 (2007年12月7日発売)
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感想 : 27
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163265605

感想・レビュー・書評

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  • 我孫子風動物ハードボイルド。犬の誘拐と少年犯罪、猫ごろしとレイプ被害者、猫さらいと離婚騒動、犬のブリーダーと脅迫、猫の飼主探しと殺人。
    面白い小説だと思うけど、新本格全盛時に望まれていた小説ではなかったことが、後書きでわかりニヤリとする

  • 安心の我孫子印

    タイトルこそハードボイルド風だが、中身はいつもの我孫子節。しがない探偵がしぶしぶペット絡みの事件に巻き込まれていく。ペット愛好家に対する冷ややかな視点もさらりと書いているのはいかにも筆者ならでは!?残念ながら主人公の印象が薄く短編形式ということもあり、ミステリとしての完成度もいまひとつ。

  • 118ハードボイルド犬猫探偵

  • 京都を舞台に、ペット探偵(?)は今日も大活躍!
    タフでなければ生きていけない。
    動物に優しくなければ生きていく資格が、ない?
    動物嫌いの私立探偵のもとには、なぜかペット絡みの依頼ばかり舞い込んで…ドーベルマン誘拐、野良猫連続殺し、ドッグショーの警備等々、手に汗握る傑作ミステリー。
    (アマゾンより引用)

    これほどまでグダグダな主人公探偵がいただろうか(゜Д゜;)
    ま、面白いっちゃおもしろいけど、やっぱ探偵にはパリッと事件を解決してほしいなぁ

  • 動物が嫌いなのに、引き受ける仕事はすべて動物がらみの探偵の短編集。表題作は、色々と考えさせられる事あり。

  • 久しぶりに我孫子さんを読みました。

  • 薄い感じでサラーっと読めます。
    何も読むものが無い時に良いかも印象に残る物ありません。
    強いて言えば、猫
    最初の話での大金はどこに行ったの、大金でもないか?

  • 犬や猫は毎日のように処分されている。
    犬や猫は毎日のように飼育されている。
    どちらのほうが幸せなのだろうか。

  • (収録作品)狩人は都を駆ける/野良猫嫌い/狙われたヴィスコンティ/失踪/黒い毛皮の女

  • 装画 / いしかわじゅん
    装幀 / 関口信介
    初出 / 『週刊アスキー』2000年4月26日号〜7月18日号連載(『e-NOVELS』にも同時連載)、『オール讀物』2005年11月号、2006年7月号、2007年4月号、書き下ろし1本。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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