東に名臣あり 家老列伝

  • 文藝春秋 (2007年12月14日発売)
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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163265803

感想・レビュー・書評

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  • 大名や戦国武将を支えた人たちの物語、もっと読んでみたいけどきっと多いよね。
    検索するのも、たまたま読んだ本の関連本を調べるのも、これまた楽しいかも。

  • 藩主を支える家老達の苦労、叡智は、大変なものであっただろう事は、容易に想像できます。
    連作短編集です。名参謀ばかりですが、歴史の評価は、必ずしもそうではありません。
    視点が変われば、評価も変わろうというもの。主君にとり、お家にとっての見方と、民や社会にとっての為政者の見方も違います。
    小山田信茂、河井継之助なんかは、特に。
    河井継之助は、長岡の町を戦争に巻き込んで、焦土としたとの恨みをかい、彼のお墓は削られ、墓の角が壊されています。
    必死に生き抜いた先人達の隠された苦悩を、知りたいですね。

  • 藩主の側近として、ブレーンとなり支えた6人の家臣たちの物語だ。最も心に残った家臣は武辺者・又兵衛かな。どの人物も波乱万丈の人生なれど、彼は抜きん出ている。

  • 9/13 ご家老は大変なんだ。

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著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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