幽霊法廷

  • 文藝春秋 (2008年1月11日発売)
3.29
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本棚登録 : 71
感想 : 12
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163266008

感想・レビュー・書評

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  • サクサクと読みやすい幽霊シリーズ。N貿易の社長梅宮公吉と同じ場所にいた安田刑事が桜井誠二に拳銃で撃たれ死亡したが桜井もまた宇野により射殺された事により事件は終わったかに見えたが、夕子の友人久仁子が誘拐さらこの事件の再調査をする事に。しかし、その事で多くの人が危険な目に遭う事に。親子喧嘩に他人を巻き込まないで欲しいものです。そして恋人の夕子にまんまと踊らされた宇野刑事ご苦労様でした。

  • ほとんど自宅側の図書館には幽霊シリーズは四文字熟語シリーズというものがなく、残念に思っていたところ、久々に見た知らない幽霊シリーズ。
    相変わらず……学生をやってるのか夕子(笑)私が子どもの頃から大学生のまま、美しくおてんばな主人公は変わらない。がそこがいいんだろうなぁ。
    <blockquote>内容(「BOOK」データベースより)
    大手貿易会社社長が白昼、銃殺された。たまたま殺人現場に居合わせた宇野警部は銃を持った犯人を誤って射殺してしまう。職務とはいえ罪の意識に悩む宇野のもとに「真相は葬り去られようとしている」という謎の電話が!タイムリミットは一週間。果たして宇野は真実にたどり着き、彼自身の良心を救うことができるのか?さらに恋人の女子大生・永井夕子にお見合い話が持ちあがり…。夕子と宇野警部が活躍する「幽霊シリーズ」第二十弾。名コンビはシリーズ最大の難事件に直面する。</blockquote>
    幽霊シリーズ初の長編なんだそうだが、あまりそれも気にならない。
    どちらかというと幽霊シリーズや四文字熟語シリーズのような短編が好きなのだが……この長編もさくっとよめて、痛快で、昔から変わらぬテイストはほっと箸休めというのか……なんとな〜く昔に戻ったような感覚になった1作。

  • 貿易会社の社長と刑事が殺された。
    現場に居合せた宇野警部は、意図に反して、犯人を射殺してしまう。
    やむを得なかったとはいえ苦悩する宇野の元に「犯人の死で隠された事件の真相を見付けよ」という謎の電話が。
    おなじみ女子大生夕子と解明に乗り出すが、夕子に見合い話が持ち上がり…。
    (アマゾンより引用)

    このシリーズで長編は珍しい、と思ったらこれが初めての長編だったらしい。
    終わり方がバタバタ感があった気がしないでもないが、まぁ面白かったかな(*´∀`*)
    夕子さんが実は仕組んでたってとこがちょっと何だ、それ的な(゜Д゜;)

  • 2013 5.21 読了

    幽霊シリーズの珍しい長編。
    長編でも相変わらず読みやすい。
    夕子も相変わらず名探偵でした☆

  • 〈内容〉大手貿易会社社長が白昼、銃殺された。たまたま殺人現場に居合わせた宇野警部は銃を持った犯人を誤って射殺してしまう。職務とはいえ罪の意識に悩む宇野のもとに「真相は葬り去られようとしている」という謎の電話が!タイムリミットは一週間。果たして宇野は真実にたどり着き、彼自身の良心を救うことができるのか?さらに恋人の女子大生・永井夕子にお見合い話が持ちあがり…。夕子と宇野警部が活躍する「幽霊シリーズ」第二十弾。

  • 幽霊なんたら を標題にする
    永井夕子とその恋人宇野警部の物語。

    射殺事件の犯人とおぼしき人物を射殺してしまう宇野警部。
    真犯人がいるという密告。

    四方八方手を尽くし、事件の真相に迫る。
    長編だけに手の込んだ背景がある。

    夕子という透明感のある性格の人物と、
    人間味のある警察官という設定。

    女性が主人公の時は、安心して読んでいられる。
    赤川次郎が書きたかったのであろう人間模様が展開される。

  • 幽霊シリーズには珍しい長編。
    短編より読みごたえがあってよかったかも。。

  • 軽い。
    2011.2.11

  • 幽霊シリーズはいくつか読んでいたと思う。
    夕子と宇野警部の爽やかさでスラスラ~と読めちゃいます。ま、赤川さんのスタイルは、会話が多いので他の作家さんのミステリーを読んでいると少々物足りなさを感じるかも。
    それでも赤川さんの本はまた読みたくなる。

  • 宇野が撃ったのは犯人だったのか。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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