- 本 ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163266107
感想・レビュー・書評
-
賢い人間は概ね感情の
動きが激しい。
更に賢い者はそれらを
抑制する術も知ってる。
感情を須く抑制すれば
この世の中のすべては、
俯瞰図の上のできごと
である。
自分の生死すら含めて。
そこには怒りも痛みも
なければ後悔もない。
冷静というより機械的
な情報処理。
いかに感情を抑制する
ことができるか。
それこそが賢者とそう
でない者を分かつ条件
である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魔女の笑窪の続編。中盤以降は面白かったが、序盤のテンポが悪く、読書スピードも上がらず、かなり辛かった。
-
『魔女の笑窪』の続編。
地獄島から脱出した主人公・水原。
警察からもヤクザからも追われる立場になった彼女は
韓国に身を隠していた。
ひょんなところから知り合った元中国警察の女性と共に
日本に舞い戻り、自分をハメた相手への復讐へ乗り出す。
とにかくダラダラと話が進み、読んでて何度も眠くなりました^_^;
民族マフィアという観念は、日本人の私には理解できないものだけど
この先そういうのが出てくる可能性ってあるのかも・・・ -
図書館
魔女の笑窪の続編。前作の続きで韓国から物語は始まる。
主人公は韓国語も話せず、孤立無援の状態でいつもよりやれる事は少ない。いつものように先手先手で動けないのは、読んでいて少しつまらない。それでも、 -
笑窪より筋がスッキリしてボリュームある長編だったけど一気に読んでノンストレス。これはまたボクちゃんが再登場する続編があるかも。良い加減幸せになってほしいけどなー。
-
「魔女の笑窪」続編。「地獄島」での経験から男の真の姿を見抜くという能力がある水原。
日本、上海、韓国を舞台に、やくざ、情報機関、公安、それぞれの利害が複雑に絡む抗争に巻き込まれる。
今回は、水原の能力が生かされておらず、長くて複雑だった。
(図書館) -
魔女シリーズ第2作品だ。前作の『魔女の笑窪』の完全な続編と言うか、この作品を読まなければ、完結しない。最初から、この『魔女の盟約』もストーリーに入っていた作品だ。日本、韓国、そして中国を巡る、民族主義今回は、朝鮮族つまり、日本の朝鮮人、中国の朝鮮人、韓国は当然だが、を含む、民族ネットワークを背景にした犯罪ネットワークの話だ。少し恐ろしい。と思った。逆に言えば、このような事が表面化した場合にまた、超差別主義を出てきそうで怖いのだが……
-
前巻から韓国で匿われてたら、殺し屋がきて、間一髪で逃れでマフィアと抗争する話。
主人公の水原の頭の回転が早くていい。
とはいえ風呂敷が広がりすぎて、海外のマフィア事情まではついていけないところもありましたが。
とりあえず無事生き残ったという感じだけど、
この後恨みが残って生き続けるのが大変そうな。
まだシリーズは続くらしいですが、手持ちにないので機会があれば!
著者プロフィール
大沢在昌の作品





