もう誘拐なんてしない

  • 文藝春秋 (2008年1月30日発売)
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感想 : 107
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163267104

感想・レビュー・書評

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  • ほんとのヤクザはこんなんじゃないだろうけどコメディな部分もあって面白かった!!!

    山口県?に住んだる人からしたら地域とかの名前もたくさん出てるから面白いだろうな~って考えて読んでました!

  • とにかく笑えて楽しい作品。大学生の翔太郎はひょんなことからヤクザの組長の娘と狂言誘拐をする羽目に。現場で死体を見つけちゃったりと、相変わらずのドタバタ劇ですがコミカルでスムーズ。トリックは本格でとても満足な作品。

  • #読了。大学生の樽井翔太郎は、夏休みに先輩から引き受けたタコ焼き屋台のバイトをすることに。そこに現れたのは、お客ではなくヤクザの娘。彼女に頼まれ狂言誘拐を方棒を担ぐが。。。コメディ&ミステリー。ユーモラスな展開は楽しめ、シリアスな感はなし。お手軽な一冊。

  • 爆笑爆笑、オチでひたすら爆笑したのが本作。
    昔の記憶を掘り出せば、バスの中で大笑いして恥ずかしい思い出をしたものです。
    笑いのツボを綺麗に突かれてしまってもう大変。
    特定の一文が綺麗にハマってしまって、本を開いては笑って閉じて、また開いて笑って閉じて、なかなか先に進めませんでした。

    東川篤哉先生の著作はどれも軽快にリズミカル、ライトでポップな印象を抱きますが、こちらも漏れることなく、読みやすい。
    やっぱり「笑える」ことはいつにおいても最強なのです。

    私にとって、東川篤哉先生作品との出会いはこちらの作品になるので、『謎解きはディナーのあとで』や『烏賊川市シリーズ』も楽しく読むけれど、原点はこちら。
    本作を好きな方は、きっと鵜飼探偵たちも好きなはず。鵜飼探偵たちが好きならば、本作もきっと好きなはず。

  • 昔読んだしドラマも見たが話を覚えていなくて再読。ストーリーはそこそこ。平和な話のように見えて意外と血が流れる

  • 裏で行われた計画は。
    大人しく家に帰り父親の話を聞いていれば、何も起きなかったのではないだろうか。
    今まで何も組らしい事が起きて無かったのか分からないが、姉以外の動揺が凄すぎではないか。

  • ドタバタコメディミステリーサスペンス。一言で言うと吉本新喜劇。東川さんの本格っぽい謎解きを読んだのは初めてかも。相変わらず野球愛があってよろしい。後日談が気になってちょっぴりもやもや。

  • ボケツッコミでストーリーが展開していく。
    テンポよく読み進められます。

    ただ、トリックも軽くて、この部分は物足りなかった。

  • う~ん。面白いんだよ。面白いんだけど、どこまでも、まぁまぁ。
    赤川次郎へのオマージュとも思えるような内容。
    かる~い語り口と、突っ込み。
    三谷幸喜っぽい雰囲気もあり。
    面白いんだけど、全部「あれ?これどっかで…」って既視感。
    長男に勧められて読んでみた本。まぁ中坊的には面白いんだろう。

  • 一応トリックあるけど、ドタバタコメディを楽しむ感じで、楽しく読めました。偽札工場の人を殺したのは、犯人❓全然関係ない人❓

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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