キサナドゥーの伝説

泉麻人

• 文藝春秋 (2008年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[tatsumineさんの感想 · 2011年5月17日]

リアルタイムで体験はしていないけども懐かしい、GSの時代を当時を経験した著者が著者らしい細かいディテールで書き込んだ楽しい小説でした。

[miraiyaさんの感想 · 2009年5月13日]

オヤジ青春小説

[「書肆玉一」さんの感想 · 2008年10月26日]

594

[べあべあべあさんの感想 · 2008年5月11日]

５０歳にならんとする「おやじ」たちの愛と青春懐かし物語。1960年代に学生時代を過ごした人たちにはきっと涙モノだろうな。GSに憧れコピーバンドを組んでいた小学５年生の浅見たちが５０歳になる年に同窓会を開く。そこから始まる第二の青春記。そこ頃のことを知らない人間にはちょっぴり乗り切れない　かな。

著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」