- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163268507
感想・レビュー・書評
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サラリーマンの日常悲喜こもごもを描いた連作小説、だけにとどまらず、なんかやたらと前向きな気持ちになるお仕事小説。
すごいミラクルや幸運が訪れたり、日々の努力が報われるみたいな暑苦しさもなく、フツーの感じがいい。
高柳さんどんどんかっこよく見えてくるもの。
肩の力抜いてさくっと読めるし、こんな風に会社勤めしたいなぁと若かりし頃を思い出してしまいます。
しかし、毎日ミスドはすごいなぁ。なぜそこまでミスドなのか。(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高柳さんの人気を妬む江沢リーダーや、仕事ができるけどキャバクラ好きな篠崎さんや、無茶だけど自分のアイデアを押し通す隈元さんがおもしろく愛らしい。
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劇的なことは起きない。でもみんなちょっとずつがんばって成長してて、そしてみんないいキャラ。あいかわらず山本幸久いいなぁー。凸凹デイズの黒川もさらりと登場もうれしい。
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血の通った、それぞれ長所も短所もある生身の人間が集まってこそ、仕事も組織もできていく。
そしてミスドを食べたくなる。笑 -
熱烈な営業、自分を天才と称して止まないデザイナー、会社の守り神件番人のような経理…などなど、小さな内装一色請負の会社の個性豊かなキャラクターを一章ごとに映し取った短編集。
一人一人、個性が強すぎて、それでいて昭和の雰囲気を残しているとても楽しげな会社。著者の小説はこのようなキャラクターごとの短編集で最終的に物語が繋がってくるようなものが多いため、とても楽しく読める。 -
装画/寺田順三 装丁/野中深雪
・コートは…。 -
久しぶりの再読。
内装工事を請け負う《ココスペース》の面々を入れ替わり主人公にした連作短編集。
営業、工事、設計、総務、社長など色んな視点で会社や仕事を見ているので面白い。
個性派、天才肌、地味クン、社員も色々。
凹組の黒川らしき人もチラッと出てきた。
何かとミスドが出てくるのも楽しい。 -
けっこう熱血な営業チーフ、古臭い二枚目顔の施工監理部、掟やぶりのヒラメキ型デザイナー。
彼ら“魔のトライアングル”と同僚たちが織りなす内装会社の愉快でアツい日々のお仕事。 -
会社あるあるシリーズ。さっぱり読了。