恋する力

  • 文藝春秋 (2008年4月24日発売)
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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784163269603

感想・レビュー・書評

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  • 弁護士事務所に勤めるパラリーガル、ナポレオンおたくの弁護士、有名商社の役員、、、、タイトル通り、恋愛がテーマなんだろうと読みはじめました。
    途中までは、まるでなんとかロマンス系の設定だなぁと思いましたが、ラストにかけては恋愛を絡めつつも、自分の人生を自分で戦っていく、というふうにまとめられていました。

  • パラリーガルの美冬は未婚30歳。ひょんな事から大手会社の常務 瀬木にメールをおくる。そして不倫関係になる。不倫は問題だが読んでいるうちに美冬を応援したくなる。だが以外な結末に。そうきたかと思った。ナポレオンの話も随所に出て結構、面白かった。

  • 2017.10.13
    切ない最後だったが主人公の未来に希望のみえる、
    すっきりした終わり方だった。
    読んでよかったと思う。

    新婚×妊娠中の身としては胸が痛むところもあったが、
    家庭や奥さんの事には一切触れない瀬木さんや、
    瀬木さんの大切なものを守りつつ関係を続ける美冬を嫌いにはなれなかった。

    女としての努力を怠らず
    50になっても旦那さんから愛される奥さんになれるように頑張ろうと思った笑

  • 弁護士事務所でパラリーガルとして働く美冬。

    4年付き合った彼氏は、現実と理想の折り合いがつかず、定職につかずに文句ばかり。このままでは結婚が出来ないと絶望して別れを告げれば、ストーカーに変身してしまう。

    更に、仕事で大手企業のエリートサラリーマンに声をかけられ、ただ楽しい時が過ごせればいいと思って食事に行ったら「次に会うのはホテルにしたい」と単刀直入に言われる。

    そして、同じ事務所のやはりエリートの後輩にも、同じナポレオンが好きという共通点からモーションをかけられる。

    結局不倫に走るわけですが、私には理解できませんでした。同僚の上田さんは正しい。不倫をして不幸になるのは女だけ。未来なんてない。しかも相手は最後に突然死してしまうし。

    不倫は良く分からないわ。

  • 法律事務所勤務の美冬は29歳独身。仕事には生きがいを見出せず、人並みに結婚に憧れるが、4年も付き合っている彼は勝手気ままな自由人。そんなある日、取引先である日本商事の常務・瀬木に出会い、秘密の恋が始まる・・。という不倫の恋の物語。伏線もなく、軽い文体で、読み応えはありませんでしたが、たまにはこういうのもいいかな。

  • 普通の恋愛小説。と言うか不倫小説。でもおもしろかった。最後は悲しい終わりかただったけど、なぜか元気になる。すがすがしいです。

  • 恋する力?

  • 2011.03.16. バリバリッと音がしそうなほど突き進む恋。ブルドーザーのようです。私より4つ上、29歳はずいぶんオトナですな。パラリーガルという職業、初めて知りました。

  • 題名と内容は一致していない!!読み始めはなんとなくわかりやすくどうなるのか?とわくわくするが、昼ドラさながらのちょっとしたドロドロで、不倫の話だ。ラストがなんともいえない、残念な結果で終わっていた。もうすこしまともなしめくくりはなかったのだろうか。。。
    なんだ女性の生活が男性中心にまわっている話で実際問題まだまだそういう関係はあるだろうが、もうちょっと女性としての自立をだしてもらいたい、これからの恋愛小説には。。。と思った。

  • 正臣さん的な立ち位置だから許せるけど
    全く魅力が・・・・・感じられない
    オタクイイヤツ!
    オタクの描写が酷い。。オタクで何が悪い!

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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