一朝の夢

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163272504

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  • 時は幕末、奉行所同心、中根興三郎は武芸の才もなく、役所では名簿作りの閑職を与えられ、趣味は朝顔作りという冴えない独り身。朝顔作りへの情熱だけはどこの誰にも負けない彼は、朝顔に認められた者に、一生に一度だけその姿を見せるという黄色い朝顔作りの夢を追い続ける。そんな興三郎は朝顔の縁から、宗観と名乗る大物武家らと純粋な友好を結ぶが、そこから桜田門外の事変に連なる幕末の奔流に巻き込まれる。不器用だが、真面目でまっすぐな中根同心がなかなか良い味を出してる。

  • 雰囲気的に「のぼうの城」を思い出しますが、朝顔の儚さと幕末の緊張感があいまってよかった。


  • 朝顔の奥深さ!!

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著者プロフィール

東京都生まれ。05年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす。’15年、幕末に浮世絵を守り抜こうとした絵師たちの姿を描いた『ヨイ豊』で第154回直木賞候補になり、歴史小説家として大いに注目さる。その他の著書に『花しぐれ 御薬園同心 水上草介』『連鶴』『墨の香』『父子ゆえ 摺師安次郎人情暦』『赤い風』『はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖』『番付屋新次郎世直し綴り』『お茶壺道中』『とむらい屋颯太』などがある。

「2019年 『北斎まんだら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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