- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163272900
感想・レビュー・書評
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純文学的な小説を狙っているのかもしれませんが結末がなく面白くないでしたね。
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エッセイは読んだことがあったが小説は初めてかもしれない。歯切れよく楽しい。ほんに男はしょうがない生き物って気になる。思い残すことあって彷徨う霊にも同情したくなる。
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2016.1.18-5
表作他、離れの人、地蔵の眉毛、ケヤグの秋、沢村校長の晩年。
今ひとつ溜飲の下がらない結末が多く・・・ -
驚いた。
著者の佐藤愛子さんが80歳を超えているということに…
感覚が若いというか、タッチが現代風なのに軽々しくない。
もっともっと作品を書き続けて欲しい。 -
人というのは愚かでも愛しいものだなと思った。
愚かだからこそ愛しいというか。 -
久しぶりに佐藤愛子を読んだけど
やっぱ面白いよね
「アイコ節」さく裂しています
人間への深い愛に裏打ちされてる
軽快でペーソスとユーモアたっぷり♪ -
大正12年生まれとは思えない
瑞々しい文章。素晴らしいです。 -
昔から佐藤愛子さんは好きで、今回も期待して借りてきました。
うーん…血脈で全てを出し切り、本作品は楽しんで書かれたのでしょうか?
先日NHKの番組に出演されていて、この作品が紹介されていました。観られなかったことが今更ながら残念。
短編集。読みやすかったけど、物足りなかったな~。
でも今もパワフルな内容に感服。 -
院長の恋:秘書は実は院長に自分の父親像を重ねていたことが最後の涙につながったのでは?離れの人:出征して行った人が彼女との約束を守って死後戻って着たのだが、彼女の記憶から彼の存在が消されていた。ただ彼が座布団に座っているのだけが彼女には見える。地蔵の眉:良かれとして参吉はしたことだったのだろうが、勝手に地蔵を動かしたことによって家族に罰が当たった。ケヤング:死んだ後も義兵に遠慮していたサンブがあわれな結末。沢村校長:光江が作るマウイ料理を犬のゴンタに食べさせるところは最高に傑作。彼の光江に対する心のうち描写は愉快そのもの、一人笑い転げた
著者プロフィール
佐藤愛子の作品





