少しだけ欠けた月―季節風 秋

著者 :
  • 文藝春秋
3.62
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本棚登録 : 310
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163273907

感想・レビュー・書評

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  • 四季4部作が図書館に並んでいて、ずっと気になっていたけれど、秋なので秋の1冊から手をつけてみた。
    短編12編。
    オニババと三人の盗賊/サンマの煙/風速四十米/ヨコヅナ大ちゃん/少しだけ欠けた月/キンモクセイ/よーい、どん!/ウイニングボール/おばあちゃんのギンナン/秘密基地に午後七時/水飲み鳥、はばたく。/田中さんの休日

    時代の流れや、寄る年波や、持って生まれた環境や、暮らしていくうえで離れていく家族や、働く辛さや、すれ違い、擦り減りゆく日々の暮らしやら、、、

    どこかに自分がいるような話ばかり。これはまた季節ごとに全刊読まなきゃな。つぎは冬になったら、また冬の1冊を読んでみよう。

  • 感動

  • 【あらすじ】
    静かな、静かな、ひとりぼっちの月。ぼくたちは明日から、もう家族じゃない。澄んだ光に満ちた秋が、かけがえのない時間を連れてくるものがたりの歳時記―「秋」の巻、12編。

    【感想】

  • 24/136

  • いつもながら色々と考えさせられる。
    懐かしいような甘酸っぱいような。
    水飲み鳥、なぜかちょっと懐かしかった。

  • 友人からおすすめされて読みました。
    どれも切なくて、でも胸が温かくなりました。
    心にこみあげてくる話ばかり。
    「少しだけ欠けた月」と「田中さんの休日」には泣かされました。このシリーズいいな。他のも読みたいです。

  • オニババと三人の盗賊
    サンマの煙

  • 切ないシリーズ短編集。家族系。
    離婚する夫婦の子供の見る月、反抗期の娘と何もわからない父、変わらないもの変わっていくもの

    全話ふわっともやっと終わる。ただそこにあることを詩のように書いてある。横綱だいちゃんは面白かったな

  • 重松清の四季を題材にした短編集・最終巻の「秋」
    四季ごとに、情感が異なる。秋は、暖かさと、冷たさの間。その流れに私たちが馴れるために必要な、ゆるやかな期間が秋。私はそんな風に捉えています。
    秋は、今までを振り返り、次に進む為の英気を養う。

    この重松清の秋の短編集の中でお気に入りなのは、「ヨコヅナ大ちゃん」と表題になっている「少しだけ欠けた月」
    二つは思春期の男の子を題材にしています。
    自分を振り返ったとき、こういうことがあったな。と、心情面で訴えかけられます。

  • 紅葉がまだ見頃を迎えきっていないこの時期に何だかぴったりくる。じわーっと暖かく、少し切ない短篇たち。季節に合わせて、読む本を選んだのは初めてな気がするけど、いいもんだな〜と感じました。

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著者プロフィール

重松 清(しげまつ きよし)。1963年、岡山県生まれの小説家。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て、フリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズなどを手がけたのち、1991年『ビフォア・ラン』で小説家デビュー。
1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2000年『ビタミンF』で直木賞、2002年『流星ワゴン』で「本の雑誌年間ベスト1」、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員を務める。2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授に就任。
『とんび』、『青い鳥』、『流星ワゴン』をはじめ、多くの代表作がドラマ化、映画化されている。

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