- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163275109
感想・レビュー・書評
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オール讀物2006年2月号:無用庵隠居修行、7月号:女の櫛、11月号:尾ける子、2007年3月号:聖天の藤兵衛、8月号:千両鷲、12月号:金貸し、の6つの連作短編を2008年10月藤春秋から刊行。同名の文春文庫では、未収録だった「金貸し」を目的に読みました。武家で金貸しをしている男とその家族の話で、偶然息子と娘の会話を耳にした日向半兵衛のお節介をやく展開が面白い。全てを救うことはかなわなかったけれど、無難な決着は、感慨深いです。
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ドラマが面白いので原作を読んだ。短編ながらも味わい深い内容だった。
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家督を養子に譲ってさっさと隠居暮らしに入った
日向半兵衛。のんびりと余生を過ごすはずが、
舞い込んでくる難事件怪事件の数々…。
あぁ、隠居暮らしも楽じゃない! -
13/11/20 あっさり系武家モノ。著者は直木賞作家。
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2017年9月に水谷豊主演の2時間ドラマがBS朝日で放送され、以後2020年9月まで1年に1作ペースで4作が放送されているシリーズの原作で、第1作から3作目までの話が収録されている(ドラマの4作目は、文庫本にのみ収録)。私はこの単行本には収録されてない話の4作目しか見てないが、水谷さんに、用人役の岸部一徳さん、檀れいさんの奈津がピッタシで読んでて楽しい。ドラマを知らなくても十分に楽しめる話6編収録
海老沢泰久の作品





