W/F ダブル・ファンタジー

著者 :
制作 : 久留 幸子 
  • 文藝春秋
3.13
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本棚登録 : 1825
レビュー : 351
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163275307

感想・レビュー・書評

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  • WOWOWドラマ化に備えて読む。「星々の舟」は読んだが、予定調和のうちに終わった物語だったので以後関心をなくし、ご無沙汰をしていたが、本作を読んでびっくりした、最後は主人公を突き放してしまったよ。官能小説と言ってもいい作品だが、こんなにSEXに溺れる女性って存在するのだろうか、石田衣良の「娼年」に出てくる領のようなホストがいれば満足出来るのだろうかなんて考えてみた。結局主人公奈津の男の対するエゴでしかないように思うし男に飽きれば取っ替え引っ替え変えていくんだろうなあ。TVでこれ本当にするのこれポルノだよ。

  • 2018_04_17-043

  • 官能的な物語の果てに待つはあまりにもやるせない
    男女の愛の形だった。

    男って…女って…

  • 爽やかで繊細な物語を得意とする著者が官能の世界を描くことに挑戦して話題になった本作。ファンの間でも賛否両論あるようだ。物語として起承転結は曖昧だし、さりとて男性の私が登場人物の誰かに共感したりという読み方も難しい作品だが、夫を離れて尊敬する先輩脚本家のみならず、出張ホストの男、学生時代からの憧れの草食系男性、僧侶、成功を夢見る年下の若者と、遍歴を重ねる奈津のそれぞれの男性や彼らとの行為への感じ方を「ふーん」と思いながら読むには悪くないかなという印象。

  • 引っ越して新しく通う図書館には、「少し前に人気のあった本」のコーナーがある。こんなコーナー他の図書館にもあるのかな、なんかいいとこついてるなぁと思って見ていた。そのコーナーから「そうそう、これ出版された時、話題になって読みたいと思ってたんだ」と手に取る。出版された年を見てビックリ。もう8年半?
    「少し前」どころじゃないじゃん…
    あまりの年月の早さに悲しくなる。

    8年半前に読んだら、どうだったんだろう。
    その時に読んでいて欲しかった…
    なんか今は違うって感じがした。
    悲しい…

  • 天使の卵を読んで以来好きで、おいコーシリーズも好きな作家、村山由佳の新境地ともいえる作品。とてもじゃないけれど、共感は出来ないし、素直に面白かったとは言えない作品。主人公は相変わらず不器用だとは思ったが…。でも自由でいいな。こういう生活(性活)がしたいというわけではなく、不器用ながらも一生懸命自分の気持ちと向き合う努力をして、失敗しながらも少しずつ学んで強くなっていく主人公は十分魅力的だなと思ったし、そういう描写を丁寧に描くのはさすが村山作品だなといった印象。

  • 創作稼業の女性の寂しさ。常に変化し続ける孤独。
    夫の束縛とか、醒めた後の師匠とか、ただただウザい存在で、結局恋愛してアツアツな状態のみが女性を輝かせられるのかな。

  • 世の中には心もカラダも満たされている女性がどのくらいいるのだろう
    岩井ちゃんみたいな人がいたら離れられなくなっちゃうだろうに なっちゃんたら・・・

  • 村山さんの本はアタシにとってはすごく読みやすいです。ときどき大胆すぎる表現にドキッとするけど、好きな類です 笑

    志澤さんにはガッカリしました。。。突き放しておいて最終的にはヨシヨシするのかなぁなんて思ってたんですけど、でも冷めてしまえばよくあるパターンなのかなとも思います。

    結局は相手がどうのこうのよりも、自分のその時の状態によて交わり具合も変わるのかなって感じました。
    でもあくまでコレは奈津の場合ですけどね 笑

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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