彼女について

  • 文藝春秋
3.53
  • (86)
  • (172)
  • (231)
  • (40)
  • (9)
本棚登録 : 1143
レビュー : 242
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163275802

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 共感できるし、ばななさんらしく表現が優しい。

    でも後半の話の転は唐突でこれまでの気持ちの積み上げが一気に壊れた感じであっけなさだけでした。
    ちょっと残念。

  • 残酷だと思った。わたしの気持ちは昇ちゃんに近くて、たのしく笑って一緒にご飯を食べて抱きしめられるのに、これが現実じゃないなんて、そんな事言って、全部夢なんでしょう?そうあってほしいと思った。

  • この手のものが苦手なのでぞわっとした。まさに悲しいファンタジー…うーん。現実味がなさすぎて突拍子もなさすぎてついていけなかった感じ。

  • あーこう来たか、という結末。
    ばななワールドの心境地、とだけある作品。
    よしもとばななさんの小説はすきで、だいたい読んでいますが、これはちょっとまた変わった感じ。
    よくいえばファンタジック。
    哀しい感じがむんむんしてるのにばななさん独特の言い回し、表現でやわらかい。

    だけどあたしには期待はずれでした。

  • 感覚の描写がなんて上手い人なんだろう。謎のエネルギーに満ちてる。この話は、とても綺麗で、空恐ろしくて、ちょっと切ない、不思議なお話。

  • 文章のリズムは静かで淡々としているので、読んでいて心地よいのだけどなんとなく感じる違和感。
    視覚にはわからないんだけどビー玉を転がしたら転がっていっちゃうような歪みを始終感じるお話。この先には狂気がまってる。そんな感じ。
    歪み、狂い。
    ハッピーエンドが好きなんだけどなといいながら最後まで読み終わりました。

  • ばななさんの世界は嫌いじゃないが・・これはどうも(汗)設定、展開、結末ともに不満が残る。やや退屈感を持って、ラストに期待し、結局ははこれかって失望。確かに映画ではよく使われている手法。小説でも類似を幾つか思い浮かべられる。まぁ、ばななさんとはジャンル違いかもしれない(笑)
    装画に惹かれて読んだけど、他の作品にすれば良かったな~

  • せつなー
    救われない話。
    宗教関連にはまってるのかな…?

  • 最近のよしもとばななはみんなおんなじ話みたいだ。ワンパターン。

  • 『喪失と再生』という感じに、幼いころに喪った様々なものを、いとこ・昇一の協力を得て、関係者を辿り取り戻していくロードムービー・・そんな雰囲気の話かと読み進めていたのですが(ここまでは過去のばなな作品・『とかげ』っぽい)思いがけない結末に唖然。由美子にとって何十年ぶりに昇一に会えたこと、隈さんと対話できたことは救いだと思うけど、読んだ私は空虚感いっぱいで救われませんでした。

著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

よしもとばななの作品

ツイートする