ガリレオの苦悩

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 729
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163276205

作品紹介・あらすじ

湯川の頭脳に挑戦してくる犯人たち。科学を殺人の道具に使う人間は許さない-絶対に。

感想・レビュー・書評

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  • “悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。
    「BOOK」データベース より

    常識を超えた恐るべき殺人方法、は言い過ぎだろう~
    でも、音を使うというのはなかなか思いつくものでもないかも.

  • 探偵ガリレオシリーズの短編集。「容疑者Xの献身」を読んだ後だと、湯川の心情がわかって、最初の「落下る」は、趣き深く読める。
    内海さん登場だが、湯川ー草薙のやり取りの方が、個人的には好きだ。話としては、犯行方法も含めて、2編目がよかった。そんなのできるの?という方法と、犯行動機とそれに対する湯川の言動がよいです。

  • 湯川先生は淡々としていて一見自分と科学の事にしか興味ないように感じるけれど、実は他の誰よりも情熱的で他人の心の機微も敏感に察知する事の出来る心温かい人柄であるという事が描かれていると思う。
    苦悩しながらも最終的には湯川なりの優しさで相手に歩み寄る様には涙腺が熱くなった。
    機会があれば又読みたい。

  • 東野さんはいつも通り読み易く、面白いけど、読後には別に何も残らないんだよなぁ。可もなく不可もなくって感じ。

  • ガリレオこと湯川准教授(助教授→准教授になったんですね)シリーズの第4作目。

    「落下(おち)る」「操縦(あやつ)る」「密室(とじ)る」「指標(しめ)す」「攪乱(みだ)す」の5つの事件の短編集。

    ドラマ版に出演してた新人女性捜査員、内海刑事が登場。女性ならではの視点での湯川准教授との絡みは新鮮だけど、草薙刑事&湯川コンビの活躍が減ったのはちょっと残念。
    そして湯川=福山雅治、内海=柴咲コウのイメージで読んでしまうのはもう致し方ないのかしら。

    帯より引用
    ◇「落下る」アイディアがあるなら試せばいい。価値のない実験なんかない
    ◇「操縦る」人の心も科学です。とてつもなく奥深い
    ◇「密室る」人間が生み出した謎を解くには、人間のことを知っておく必要がある
    ◇「指標す」神秘的なものを否定するのが科学の目的じゃない
    ◇「攪乱す」魔法なんてものは、この世に存在しない

    ガリレオシリーズはほんとあっという間に読めるので、2日で読了。

    …実に面白い。

  • 湯川先生に対する人物評に笑った。また福山さんでドラマで見てみたい

  • 不満に思いがちな短編の中で、第五章は映像が面白そうです。

  • 毎度おなじみ、ガリレオシリーズ。
    始めて読むのに内容がわかっているのはTVドラマをしっかり観ていたおかげかもしれない。初登場の内海薫刑事も、柴咲コウさんのイメージがバッチリ浮かんだ。

    金田一少年の事件簿とか名探偵コナンにも同じことがいえるけど、お話が続くとどうしても犯人が恩師だったり、友人だったり、探偵役の知人が起こす事件が増えてくる。
    金田一君もコナン君も湯川先生もみんな気持ちは一緒で、つらいんだろうなあと思う。まあ、自分は探偵じゃないから推測しかできないんだけど。

    第二章『操縦る』で、湯川先生の恩師の友永幸正氏が杖を出したときに、「たしかこれがトリックだったはずだ!」と記憶の扉が開いた。
    だが、ドラマで観た内容をくわしくは覚えていなかったので「杖のなかに日本刀が隠されているんだっけ」などとと思いながら読み進めたところ、友永氏は犯行時ぜんぜん違う方法で杖を使っていて笑ってしまった。
    記憶は当てになるようでまったくならないことが多い。

  • 9784163276205

  •  攪乱す(みだす)他4編。
     研究発表時に湯川から指摘された事を根に持つ高藤。彼が『悪魔の手』名で
    殺人を犯し、湯川に推理の挑戦状を出す。
     が自分を囮にしておびき出し、高藤を捕捉する。TVで登場する内海薫が
    登場する。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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