- 本 ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163278100
感想・レビュー・書評
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全盲の青年を巡る、月食の日。
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月食的日。看点好,但是,内容不明白。
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表題作のみ読了。
盲目の青年に月食を教えるため地球儀を使う場面が印象的。 -
目が見えない主人公の日常とそれを取り巻く人の非日常。
昔の知り合いに電車の中で会って、久しぶりに付き合いを始めるその一コマ。
何でこのタイトルなのか、
何で布石を打ったのに片づけられてないことがあるのか、
何でこの物語を書いたのか、
結構なぞ。
好みではないです。 -
他の誰にも真似出来ない、独特の世界観があるな、と感じる。けれど、時折、場面が突然飛んだり時系列が乱れ、読みづらいところがあった。もう少しこなれてくれば、気にならなくなるのかな。この感性はそのままに、技術力の向上が図れれば文句ない。
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時間がなくて、すぐ図書館に返さなければならなくて、
「月食の日」しか見れなかったんだけど
表現豊かな言葉で世界が描かれていて、素敵だった
いつかもうひとつの方も見れる日がきますように -
緩やかだけれどもそこに流れる空気は必ずしもそろそろしているものでは無い。人間と人間の間には壁がある。例え手を繋いでいたって内心何を考えているのか分からないのである。その互いによく分からない、内面の残酷さに惹かれる物語だった。心を通わすってことは、まず自分自身が無となり相手を受け入れなければならない。そうやって共有に近づいていくのだと思う。「月食の日」よりも「たそがれ刻はにぎやかに」の切なさが個人的には好き。
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自分の想像力がないからか、なかなか全盲の感覚がつかめなかった。
たそがれは妙な暗さで読後感が良くなかった -
二編。表題作よりも、「たそがれ~」の方も私は結構好きかな。「月食の日」の主人公の青年のまとっている空気がきっと人を惹きつけるんでしょうね。「たそがれ~」のほうのおばあさんもおしゃれな感じがイイ。
著者プロフィール
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