プリンセス・トヨトミ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4493
レビュー : 904
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163278803

感想・レビュー・書評

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  • 万城目さんの作品は初めて読みましたが、わたしにはちょっと合わないかも。。

  • うーん。
    まあ、面白い、っていうんだろう。
    大がかりな仕掛け、読む者をあっと言わせる展開。

    でも、なんだか楽しめなかった。
    そんなに長い間、大勢の人たちが関わって、なぜ秘密がもれないのか? とか、小さいことが気になって、その世界に入っていけなかった。
    この作者では、鹿男が抜群に面白かった。
    しゅららぽんも仕掛けが大がかりすぎて、設定の粗が目について入りこめなかった。
    相性の問題なんでしょうね、きっと。

    あ、最後の、大阪の女はぜんぶわかってる、ってのは気に入りました。

  • 普段読まないジャンルですが。
    頑張って読破しましたがちょっと腑に落ちない感じが残ったかなぁ。

  • 図書館で借りた本。

    とっぴんぱらりの風太郎を読んでから、読みたくなったので、読んでみた。

    「大阪が全停止した」の言葉に、何が起こったのか、とても興味をひかれたが、半分以上読み進めても全く大阪は停止せず、停止ってそういうことだったのかと気がついた時、期待が大きすぎたことを悟った。

    とっぴんぱらりの~~を読んで、期待値が大きかっただけに、ハードルを上げすぎた感があった。
    ニュートラルの状態から読んでいるともっと違った感想になっていたと思うと、少し悔しい。

  • 荒唐無稽な話は好きだが、なんだか書き方がだらりとしていて、間延びしている印象。
    父から子へと"守るべきもの"などを伝えたいが為に国家予算を5億円を使うのはやはり無駄遣い以外の何物でもないような気がする。

  • しゅららぼんに続き二作目の万城目作品。残念ながらやっぱり全くツボにはいらなかった。全体を形どる「笑い」が合わないらしい。
    リアリティを持たせようとしたところが個人的に逆にいまいちだった。

  • 以前、スピルバーグの「宇宙戦争」という映画を見た時、その一場面に大爆笑しました。
    UFOが世界の各都市を襲い日本も襲われる中、大阪はUFOを撃破したという場面。
    さすが大阪人!と妙に納得してしまいました。

    そんな訳で、大阪が舞台のこの本も映画化されて内容を知った時、「おもしろそう~」と思いました。
    大阪には日本とは別に独自国家があり、その長となるのは豊臣秀吉の子孫、しかも女性『プリンセス・トヨトミ』だというのが映画などのCMから得た情報。
    それを知って読んだせいで、その肝心な『プリンセス・トヨトミ』がいつ出るか~いつ出るか~とジリジリした感じで読み進めました。
    まだか~、まだか~と思いながら読んでもう早や本の中盤・・・。

    最初に登場するのは会計検査院の調査官三人。
    超エリート官僚で甘い者好きなキレモノ、松平。
    ハーバード大卒でスーパーモデル並の身長と美貌の旭ゲーンズブール。
    ゴレンジャーで言えば、キレンジャー的存在の小太りの鳥居。
    そして大阪の市立中学校に通う幼馴染の二人、大輔と茶子。
    大輔はセーラー服で中学校に通いたいという夢を実行しいじめられるようになり、茶子はそんな大輔の保護者的存在。
    それらの人物がそれぞれの立場から大阪国の深部に迫るというストーリー。

    こんなユニークなストーリー設定、そして登場人物!
    これでつまらないはずがないと思うのに、全くストーリーに入り込めない。
    文章に魅力を感じず、ストーリー途中からはただあらすじだけ分かればいいやとただ文字を追っていたという感じでした。
    もっと大阪ならではのアクの強さ、生命力、独特な文化を盛り込んで欲しかった。
    不完全燃焼な印象の本でした。

  • オチがあまり面白くなかったが、以前森ノ宮に住んでいたのでちょっと懐かしかった。

  • 惜しいなぁ。
    設定というか素材はすごくそそられるんだが、ストーリー展開、史実への作者の愛着など全てが少なくとも読者側からは中途半端で、消化不良に終わっている。
    「もっとどうにかなるやろ、おい」と作者をどやしつけたい気持ちで一杯。
    宝の材料を見つけてある意味満足してしまったのか?
    『鴨川ホルモー』の時と同じような読後感。

  • このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。

著者プロフィール

1976年大阪府生まれ。京都大卒。2006年ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』が直木賞候補になる。他の著書に『ホルモー六景』『偉大なる、しゅららぼん』など。

「2016年 『バベル九朔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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