蘭陽きらら舞

  • 文藝春秋 (2009年2月26日発売)
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本 ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784163279503

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

  • だましゑシリーズ第5弾。
    前作の春朗&蘭陽コンビ中心の連作集。謎解きよりワールド内の内輪話が多いような。勝俵蔵はチョイ出たけど、京伝・俊満・蔦屋に歌麿は今回も名前だけ〜
    芳吉との「西瓜小僧」「連れトンボ」「つばめ」。
    蘭陽の初恋話「隠れ唄」。
    春朗と源内が対面する「こうもり」。
    ネタとしては幽霊画コレクションの「さかだち幽霊」が面白かった。そう言えば、谷中円朝まつりの季節だなあ。

  • 「だましゑ」シリーズ第4弾!若衆髷を結い、女と見紛う美貌だが、役者仕込の俊敏さで荒事もこなす蘭陽が、相棒の春朗(後の葛飾北斎)とともに江戸の怪事件に挑む―。

  • だましゑシリーズ。今作は蘭陽が主人公。

    いつもはお気楽な蘭陽だけど、今回はちょっとシリアスな過去も描かれていたり、芳吉との交流、別れがあったり、これまでとは違う一面も描かれていて良かった。また、主人公が蘭陽なだけに、仙波や春朗たちだけでなく、「京伝怪異帖」の面々もちょこっと出てきて嬉しい限り。こうとなったら、全員総出演を望むところだけど、次は源内先生が主人公?楽しみ。

  • (収録作品)きらら舞/はぎ格子/化物屋舗/出で湯の怪/西瓜小僧/連れトンボ/たたり/つばめ/隠れ唄/さかだち幽霊/追い込み/こうもり

  • 江戸の怪事件に挑む女形役者 蘭陽 だましえシリーズ第四弾。
    江戸の生活が活き活きと描かれていて楽しい一冊。
    おこう、一之進、左門、春朗、蘭陽の関係が良い。

  • 面白かった

  • これまで各登場人物を主人公にした本
    結構面白く読めるが、やはり一話が短すぎる。各話に関連はあるのだが

  • 歌麿、おこう、春朗に次ぐ第4弾。
    蘭陽を主役に痛快に描いています。

  • 山東京伝シリーズのスピンオフ?蘭ちゃん大活躍

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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