- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163280806
感想・レビュー・書評
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多くの魔は、様々な形で、人の心の内に潜む。
資料ID:W0151081
請求記号: 913.6||Ki 68
配架場所:1F電動書架C詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
913.6-キタ 300086550
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終わっちゃったなぁ…。
ちょっと寂しい。 -
昭和初期の上流階級のお嬢様が運転手のベッキーさんと共に謎を解いていく話。当時の上流家庭での話し言葉や生活習慣、三越のライオン像、服部時計店やら東京の様子を想像させる。最後は2.26事件を予感させる終わり方。直木賞受賞作。
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なんでもない流れを詳細の描写がカバーする代表だな。あ、悪くないです。
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タイトルを見て難しそうだったけど、読んでみると全然違った。
ベッキーさん、いいねぇ~。 -
ラストの美しさ悲しさが圧巻。。。暗い時代がのしかかってくる巻で、今後のお嬢様&ベッキーさんの行く末が気になります。これで終わってしまったのが残念。
でも謎解きは若干不満が残る・・・。特に表題の「鷺と雪」。最後のシーンを描くことに重点を置きすぎたかなあという気はします。
北村作品は久しぶりでしたが、ベッキーさんシリーズは時代の風俗や文章・表現に深みがあって味わい深い小説でした。手元に置いて繰り返し読みたいです。 -
北村薫先生がやっと受賞した直木賞作品。(「スキップ」を書いた時点でさっさとあげるべきだったよな)
途中まではいつもと変わらない北村薫作品のノリですが、最後の数ページですべて持っていかれました。
ラストの電話のシーンを読んで、「ターン」を連想したのは私だけですか。