鷺と雪

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 299
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163280806

感想・レビュー・書評

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  • 多くの魔は、様々な形で、人の心の内に潜む。

    資料ID:W0151081
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  • 913.6-キタ  300086550

  • 終わっちゃったなぁ…。
    ちょっと寂しい。

  • ワタシには世の中で評価される本の良さがわからない人間なのだと思います。よくわかりませんでした。

    兄の存在の意味や3話目の写真の意味、全て不明。
    1話、2話も明らかになったとしても、だから?と思ってしまう・・・

    シリーズものとは知らず、損したかもしれません。ただ、この世界観が好みではないので前作は読みません。

  • 昭和初期の上流階級のお嬢様が運転手のベッキーさんと共に謎を解いていく話。当時の上流家庭での話し言葉や生活習慣、三越のライオン像、服部時計店やら東京の様子を想像させる。最後は2.26事件を予感させる終わり方。直木賞受賞作。

  • なんでもない流れを詳細の描写がカバーする代表だな。あ、悪くないです。

  • タイトルを見て難しそうだったけど、読んでみると全然違った。
    ベッキーさん、いいねぇ~。

  • ラストの美しさ悲しさが圧巻。。。暗い時代がのしかかってくる巻で、今後のお嬢様&ベッキーさんの行く末が気になります。これで終わってしまったのが残念。
    でも謎解きは若干不満が残る・・・。特に表題の「鷺と雪」。最後のシーンを描くことに重点を置きすぎたかなあという気はします。
    北村作品は久しぶりでしたが、ベッキーさんシリーズは時代の風俗や文章・表現に深みがあって味わい深い小説でした。手元に置いて繰り返し読みたいです。

  • 附属図書館にて。『9の扉』から北村薫に興味。
    昭和初期?でありながら、主人公がアクティブな女性で、現代的に感じる。前作も気になる。

  • 北村薫先生がやっと受賞した直木賞作品。(「スキップ」を書いた時点でさっさとあげるべきだったよな)
    途中まではいつもと変わらない北村薫作品のノリですが、最後の数ページですべて持っていかれました。
    ラストの電話のシーンを読んで、「ターン」を連想したのは私だけですか。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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