- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163281704
作品紹介・あらすじ
激しい発作に襲われる少女・あや香。米国の医療刑務所で、終わりなき地獄の責め苦を受ける不死の死刑囚。時空を超えて二人をつなぐ運命の桎梏とは。
感想・レビュー・書評
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学生に勧められて読んだ本。なるほど面白くて、一気に読んだ。ちょっとグロテスクなところもあるけど、好きなジャンル。エンタメとして軽く読むのに向いてる。
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「初めて会ったときから、祐美のこの眼差しが好きだったと、涼子はあらためて知った。それはきっとこの先も変わることはない。多分、死ぬまで。」
乾さん2冊目。
一体これはなんなの!?という、ドキドキ感にずっと支配されて、
それでいて、なんだか、怖い!と思いながら読みました。
精神科医のある姿とか、、ちょっと引いてしまった部分も
ナキニシモアラズなのだけれど、
先が気になって仕方ない展開は凄い。
結局これも(って最近そういうのばっか!?)
完全なミステリーではなくて、不思議な部分を残していて、
そういうの多いなぁ、、という一連の本たちを思い出しました。
いや、全部方向性は違うのだけれど。。。
これからも、乾さんの本、読んでいきたいです。
【読了・初読・市立図書館】 -
小説だからこそ書ける…というか、現実と乖離しているからできる話。
要するにフィクションで、現実的じゃない。
いくらか展開を予想しようとしたけど、当たらなくて、逆に引き込まれて夜中の二時まで起きて読んだ本。
S16の描写がすごい。ぐちょりの辺りの描写は少し怖気がしました。
…グロには慣れていると思っていたのに。
読後は少し寒気がするような感じ。表紙のせいでもあるかもしれない。
知らないところで繋がっている、そんな話だと思う。 -
今まで読んだことのない作家さんの作品を…と思い、図書館で、いつもの通り直感で、借りて来た本。表紙画に、最初に目がいってたら借りてないだろうな〜内容も、グロいとこがあったりしたけど、先が気になり、一気に読んでしまいました。
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本当に面白かったです
かなり、グロテスクだけど
興味深く読みました -
一気に読みました。
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死刑囚に初めて会うまでの前半はとても面白かった。特に「指に引っ掛かった爪」のシーンは凄かった。でも残念ながら面白かったのはこの辺りまでで、後半は謎解きのための説明的進行でパッとしなかったな。
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私はこの手の話が大好きなんだなぁと再認識した本。
まだ今年始まってすぐだけれど、今年一番面白くてワクワクした本だとこの時点で思える。
ホラーのようなミステリーのような、かと思えばある種トンデモのような。
でも医療的な話も入っている。
けれどちゃんとまとまっていて読み応えがあった。
作中出てくる記憶パターンがなんとなくわかるような気がした。全て事細かに記憶しているわけではないけれど、映像記憶のような。
作者の母校が、よく知っている地元の高校だったのに驚きました。
なんだか親近感。