時を刻む砂の最後のひとつぶ

  • 文藝春秋 (2009年5月28日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163282107

感想・レビュー・書評

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  • 本や原稿に繋がる、恋愛短編集。

  • 猛烈に愛なんだけど、これだけ人を愛せるって幸せかもしれないけど、誰も幸せではない感じ。
    どろどろで早く砂のようなサラサラしたでも密度の濃い恋たち

  • 読後感「砂」。
    ザラザラした砂、サラサラした砂。

  • お話は基本的につながっていません。短編集です。
    一番最後のお話が一番胸にずしんときたというか、なにかすごいものを読んでしまったな?わたし?という感じでした。双子の夫婦。幸と不幸。
    先生が本当に恋をしていたっていうことが分かってそこだけはまじかよすげ〜ってミーハー心に思いました。

  • 図書館にて。
    暗い…。短編集だが、ところどころ連作。
    最初の一つ目の作品がびっくり。
    どれも、恋愛感情と体の関係のどちらかの不確かさを、どちらかが補う危うい感じが描かれていたように思ったけれど、明るさのない恋愛ばかりでどれも同じように感じてしまった。
    それに、男性のキャラクターも似てる。
    みんな浮気好きね…。

  • よかったです。恋愛の難しさがわかりました。短編ごとつながりがあって、逆の立場から見れました。恋愛、失恋。これからこういうことに遭遇するのかもな・・

  • せつなくて哀しい話ばかりだった。

  • 読み始めて「短編集だったか!」とがっかりしたら
    ゆるやかに繋がる話達だった。

    ちょっと、この人の作風と違う気もしたけど
    まぁ、いろいろなんだね。

    特に、好きでも嫌いでもないかな。

  • 〈内容〉欲望に殉じて一直線に突きすすむ女、恋と刺しちがえ破滅の淵にたつ女、時の侵食にたえ愛を守りつづける女。哀しいほど美しい生。ひたむきに狂っていく男と女を描いた短編集。

  • えぐえぐ。
    ほんと、救われない・・・!
    この人の小説はほんとう、痛くて冷たい。

    マイナスな気持ちになるけど、それもありなのかもしれない。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。
詩とメルヘン賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化
賞などを受賞。松倉香子さんとのコラボ作として『お菓子の本の旅』
『少女は森からやってきた』『未来地図』『晴れ、ときどき雪』『泣くほど
の恋じゃない』『瞳のなかの幸福』(以上、カバー装画)『ようせいじて
ん 星座のようせい』『うさぎタウンのおむすびやさん』『うさぎタウンの
パン屋さん』『ゆみちゃん』(以上、挿画と装画)。本作は、松倉香子さ
んとの初のコラボ絵本となる。

「2025年 『まほうの絵本屋さん 月夜のチョッコラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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