- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163282305
感想・レビュー・書評
-
35点。「生まれ変わった清涼院流水の“新たなるデビュー作”」と謳われ、流水先生曰く「小説家としての12年間のテクニックをすべて注ぎこんだ究極の作品」だそう。もはや自称大説家の肩書きは捨てた?のか、初期の作品で顕著だったナンセンスな設定やどんでん返し、超自己満な言葉あそびや執拗な関連付けは鳴りを潜め、普通のつまらん小説になってしまった。日本絶滅計画と風呂敷のでかさは相変わらずだが。ある意味「純」な文学作家から大衆文芸作家になってしまったなぁ。あとがきも凡庸な謝辞で終わってるし。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元旦に初詣に出かけた人間が大勢消えた
それは「日本人ゼロ計画」の始まりだった。
目的は?バックに誰が
なんかもう無理満載すぎでエンターテイメント超えてるかも。。 -
スピーディーで話の展開に飽きがこない。
クライマックスのオチが予想外で、読んでよかったと思った。 -
書き方とか、描写の仕方とか、適当感満載、情報でごまかしてる感じだし。
読む気が起きないけどなんとか読んだ。
よく小説になったわこれ
三文小説のさらに下を行く、
この人目立ちたがりの、自己顕示欲が高いんだと思う。
-
パロディならともかく、もしSFなら説得力ゼロ
-
面白かった!
まさに、人類史上、最後のミステリだな。
素晴らしい、傑作トンデモ小説だな。 -
壊れゆくインフラのシミュレーションができる本の一つ。
-
日本から人間を全て消失させる・・・こんな計画を実行するテロ?が発生、まず警視庁と主要警察本部の占拠等から始まり、次々ととてつもない人数の人間が消えていく。しかし犯行の動機と方法にリアリティが無さ過ぎませんでしょうか・・・そして結末にも。もう少し詳細にしっかりとした計画を立てればよくなると思います。アイディアと装丁は良かったから。
-
ん?
ああ……、うーん………。
あらすじだけ見ると、とてもおもしろそうな内容なんだけどなあ。
初めの頃はドキドキしながらだったけど、途中からなんだかドキドキハラハラしなくなった。
「あらっ、あなた…」と思うようなビックリなこともあるのだけど、なんかねえ。
初詣から話が始まるので、時期としてはタイムリーでした。 -
真っ当なミステリランキングには決して出てこない筆者だが、突き抜け切ったバカミスは嫌いではない。今回もまた、流れるように読んで「わははは」と笑えば良し。5.0
著者プロフィール
清涼院流水の作品





