みちのく忠臣蔵

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 45
感想 : 10
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163282602

感想・レビュー・書評

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  • 仕える者は上に従うしかないのか…などと虚しくなりがちですが、国を将来を想う気持ちは実るといいな…。また主人公がフラフラ気味だけど、やはり読みやすい文章で引き込まれました。

  • お役を得るための「就職活動」はいつの時代も大変なのだな。
    露姫様、かわいい。
    在住の地名が出てきてびっくり。
    ・・・と、こんな感想ばかり。

  • 信念をもって自分で決めて行動したのだから、周りが見て破滅的な意味のないことであったとしても、認めてあげる必要があると思う。
    そうは思っても当事者になった場合は、何とか命を救ってやりたいだろうし、力になってやりたい。
    「奴はもはや漢 そしてそんな漢が決意した事だ 黙って見送ってやるしかないじゃないか」
    花の慶次のセリフを思い出した。

  • 悲しい物語。
    長すぎ。
    登場人物のキャラクターはくっきりしているのに、散漫な作品に。
    もったいない。
    史実に基づいて長編、というのが向かないようだ。

  • 温かい視点 相馬大作事件、感動モノ、女性の歴史小説家では一番好きな文体

  • 2014年3月28日

    装画/小林京子
    装丁/関口信介

  • 赤穂浪士の再来と騒がれた相馬大作事件を描く。
    ~すべてを捨て、自らの身もなげうたねば、信義を示すことはできないのか~
    それにしても、太閤の時代から続く南部と津軽の確執の根は深い。

  • ふー、読むのに結構時間がかかりました。
    国を思うがために自らの命をも投げ出す覚悟で望む暗殺未遂…武士ですね…
    時間はかかりますが、なかなか興味深かったです。

  • 相馬大作事件を小説化。
    二戸市郊外に残っている大作の道場跡を訪れた時のことを思い出した。
    市中心部にもかかわらず大作を祀る神社は寂しかったが・・・。

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著者プロフィール

東京生まれ。フリーランスライターの傍ら小説執筆を開始、2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。08年には『一朝の夢』で松本清張賞を受賞し、単行本デビューする。以後、時代小説の旗手として多くの読者の支持を得る。15年刊行の『ヨイ豊』で直木賞候補となり注目を集める。近著に『葵の月』『五弁の秋花』『北斎まんだら』など。

「2023年 『三年長屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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