悪霊の島 上

  • 文藝春秋 (2009年9月29日発売)
3.77
  • (17)
  • (33)
  • (28)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 268
感想 : 31
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784163285009

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 不思議ではあるけれど、まだ怖くない。
    これからどーなるか。下巻へ。

  • いつもより明るいタッチで新鮮。下巻への期待が高まる。

  • 冗長に思える物語の下ごしらえも、何故か読み進めてしまう文章にはさすがキングとしか言いようがない。なにか恐ろしいことが起こりそうな予感だけはしているが、それほど悪いものでもないかもしれないと思ってしまう。また、ここまで読んで止められるかという気持ちにもなる。

  • じわじわと迫り来る何か。

    デュマ・キーに潜んでいるものは一体何なのだろう。

  • 冗漫にすら思える描写。
    絵画・芸術に関する表現であるため、スピード感を出すと
    あまりにも作り物めいた感が鼻についてしまうのを懸念したのか、
    上巻の地ならし的設定描写の必要性が
    若干裏目に出ている題材かと感じる。
    フリもいかにも的すぎて、CM前にむやみにテロップ多用する
    日本のバラエティ番組を彷彿とさせます。

    まあ、それでもこの厚みを読ませる力はさすがキングですが…
    それでも、あまりついついと読み進められず、
    私は2週間もかかってしまった。

  • 人生の転機を事故によって迎えざるを得なかった一人の男の人生。
    多少のじわじわ感はあるにしても、ここまではアメリカンサクセスストーリーというとらえ方も?
    絵の世界で認められ個展を開くこととなってゆく。

    ただ、この土地、隣人の過去、インスピレーションで描いた絵の効果など、
    タダモノではないという予感は下巻への期待わますます膨らませるが。

  • ダークタワー・シリーズの後半でなえてきていましたが、最近、またキングづいてきました。2008年の作品。

    交通事故で片腕だけでなく、家族まで崩壊してしまった建設業界の大物フリーマントル。事故によって脳にダメージをうけ、性格にまで影響がでてしまって妻をも傷つけてしまう。事故体験者キングは単純には感情移入できないような、なかなか苦い人物像をつくります。すべてを失ってリハビリのためにやってきたフロリダ西海岸の小島デュマ。失った体の一部を埋め合わせるように現れ始める不思議な力。徐々に島の暗い過去と結びついてきます・・・

    久々の純粋ホラーなのですが、なんだか初期のキングの迫力を取り戻したかのようです。期待しながら下巻に突入。

  • まずこの和訳タイトルはもう少しもじってほしかったなあ。

    上下巻でみっちり行く展開なのはいつものことだけど少し冗長すぎる。
    人間関係を描くにしてももっと濃密なものが現せたんじゃないかなあ。
    起承転結が足りない印象。

    下巻読んだら違うかなあ。

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×