Invitation

  • 文藝春秋 (2010年1月12日発売)
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本棚登録 : 407
感想 : 61
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163288208

感想・レビュー・書評

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  • どれもなかなかおもしろかった。
    私の好きな作家さん、小川洋子さんと川上弘美さんと江國香織さんの3人の違いを改めて感じた。なるほどねぇ、と。

  • 文芸雑誌に連載されていた短編を一冊にしたものらしい。なかには「こんなふうにひとくくりにされちゃって・・・」と憤慨する作家もいそうな、めずらしいラインアップだ。内容はともかく、各々作者は見事に作風を確立しているなぁと読後改めて思った。

  • 短いどの物語にも女性の強さというか強かさというか盛り込まれていて読みごたえのある本だった。とんでもない事件に巻き込まれるわけではないけど、だからこそリアルに感じられる。私の代わりに物語の中でそれぞれの主人公が色々行動してくれてて、なんだか満足。

  • 江國香織先生の短編読みたさに手に取りました。
    初期のちょっとおどろおどろしい若干ホラー?不穏な??雰囲気の不条理世界観だった…。こわくて懐かしかった…。
    小川洋子先生の短編も全力で小川洋子してたな…巨人の接待ってタイトルがもう小川洋子過ぎるでしょ…。
    川上弘美先生もめちゃめちゃ川上弘美してた。初期と中期のあいのこみたいな。

  • アンソロジーとはわかっていても
    1話目で足踏みしたまま

  • 好きな作家が

  • さまざまなかたちをとる、愛という情動。

  • 「当代最高の女性作家8人が腕によりをかけた絶品短篇小説集」らしいですが、作家が何を伝えたいのかわからない作品がほとんど。不気味さで桐野さんの「告白」、心の通わない夫との生活にピリオドをうつ妻の虚無感がわかる小池さんの「捨てる」、アラフィフになって女であることに拘る林さんの「リハーサル」が印象に残った。やはり普段、読みたいと思っている作家さんの作品でした。

  • 好きな作家多い。
    さすがの川上弘美氏!「恋に落ちて」の妻のセリフを思い出した。

  • 高村薫の作品が読みたくて、短編集のそれだけを読んだ。見事なストーリー展開に満足した。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに・かおり):1964年東京生まれ。1992年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文学賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞など数々の文学賞を受賞。他の小説作品に『つめたいよるに』『神様のボート』『東京タワー』『抱擁、あるいはライスには塩を』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『ひとりでカラカサさしてゆく』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』など多数。『絵本を抱えて部屋のすみへ』『いくつもの週末』『雨はコーラをのめない』『旅ドロップ』などのエッセイ集や詩集・童話・翻訳など多彩なジャンルで活躍。 

「2024年 『読んでばっか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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