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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163288604
感想・レビュー・書評
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今回も楽しめた!
やはり短編集は軽やかで気取らずに読めて、おもしろい!
今回は蝉丸法師の登場多め。神様の登場多めですが、季節の移ろいの表現も上手く、もののけもどこかユーモラスだったり、切ないお話だったり、とにかく飽きさせない。オススメです♪
あとがきの親父節もウケる^_^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集のシリーズ第八弾。
・瓶博士
・器
・紛い菩薩
・炎情観音
・霹靂(はたた)神
・逆髪の女
・ものまね博雅
・鏡童子
今回は神の話や女性の哀しい話が多かった。
神様もいろいろあるねー。
表紙の陽気に太鼓(鞨鼓)を叩いてるのは、普段は不動明王の右側にいる制託迦童子(せいたかどうじ)。
博雅の笛と蝉丸の琵琶の音に合わせて楽しそうだ。
霹靂(はたた)神というわずか10ページの短編で、なんてことない話だけど楽し気で良かった。-
瓶が付くとどうしても想像してしまいますね。
土瓶さんの瓶詰め…笑
みつちり入ってるやつ…瓶が付くとどうしても想像してしまいますね。
土瓶さんの瓶詰め…笑
みつちり入ってるやつ…2024/09/03 -
わたしも「瓶博士」に反応してしまった(*´`*)
あと「ものまね博雅」ってタイトルが芸人の名前みたいだなーって笑わたしも「瓶博士」に反応してしまった(*´`*)
あと「ものまね博雅」ってタイトルが芸人の名前みたいだなーって笑2024/09/04 -
瓶博士は、かめはかせと読むのでセーフです。
……セーフ? なにが?
雪見酒さん。
みっちり入ってるは、なかなか惜しいです。
瓶(...瓶博士は、かめはかせと読むのでセーフです。
……セーフ? なにが?
雪見酒さん。
みっちり入ってるは、なかなか惜しいです。
瓶(かめ)の中に何かをみっちり入れて何かを生み出そうとする話でした。
ゆーき本さん。
「ものまね博雅」は、よくある展開。
ある朝目覚めると博雅が二人になっていて、どっちが本物だか分からなくなります。
いろいろタイミングが悪いとこんなことにもなりますよね。
って、ならんわ!!2024/09/04
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いつもながら晴明と博雅のバランスがよいです。晴明の孤独には博雅の人間味と笛が必要なんでしょう。そういう人がいるということが羨ましい。
「鏡童子」がすき。 -
夢枕獏の書く詩は可愛いね
だからキャラクターも優しくて可愛いのかな -
シリーズでは10作目?
「瓶博士」「器」「紛い菩薩」「炎情観音」「霹靂神」
「逆髪の女」「ものまね博雅」「鏡童子」以上8篇収録
ゆったりとした時間の流れの中で晴明と博雅が
庭の草花を眺めながら簀の子の上で酒を酌み交わす
一方では業や神々、地脈が乱れた事による不思議が
人々を戸惑わせ追い詰める
博雅が持ち込んだ厄介事を晴明が解決?するという流れ。
獏ちゃんの雅でシットリとした不思議な物語。
大好きです♪ -
安定して面白い。 最後の鏡童子は、違うパターンでおもしろい。
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相変わらず良いな~
そして相変わらずお酒が飲みたくなる…
博雅と晴明のやりとりがいつもどうりで心落ち着きます
二人とお酒飲みたいな~
菊の香のお酒かぁ素敵だなぁ -
久方ぶりの陰陽師シリーズ。江戸時代以来の清明ブームを巻き起こした、このシリーズがやっぱり大好きです♪
「ゆこう」
「うむ、ゆこう」
そういうことになった。
相変わらず、この行間の使いかたったらないですw
すごく居心地のよい、気持良い空間へ、獏さんは誘ってくれます。 -
小説
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昔、「蝉丸」という人はあまり好きではなかった。「坊主めくり」で大抵引っかかるのがこの蝉丸の札だったから(笑)。このシリーズは、そんな蝉丸さんの悪役イメージを綺麗に払拭してくれます。そして、源博雅という人。この限りなく優しい、得がたい人がいるからこそ、晴明は人でいられるのです。これは全て、夢枕さんの創作の上の設定だと分かっていても、適材適所ってあるよなあと思わせるものです。
著者プロフィール
夢枕獏の作品





