- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163288604
作品紹介・あらすじ
蝉丸にとり憑いた妖女の正体は?晴明の呪、博雅の笛とともに平安の闇を祓う蝉丸の琵琶。盲目の法師の哀しい過去がいま明かされる-。
感想・レビュー・書評
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夢枕獏の書く詩は可愛いね
だからキャラクターも優しくて可愛いのかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず良いな~
そして相変わらずお酒が飲みたくなる…
博雅と晴明のやりとりがいつもどうりで心落ち着きます
二人とお酒飲みたいな~
菊の香のお酒かぁ素敵だなぁ -
久方ぶりの陰陽師シリーズ。江戸時代以来の清明ブームを巻き起こした、このシリーズがやっぱり大好きです♪
「ゆこう」
「うむ、ゆこう」
そういうことになった。
相変わらず、この行間の使いかたったらないですw
すごく居心地のよい、気持良い空間へ、獏さんは誘ってくれます。 -
小説
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シリーズでは10作目?
「瓶博士」「器」「紛い菩薩」「炎情観音」「霹靂神」
「逆髪の女」「ものまね博雅」「鏡童子」以上8篇収録
ゆったりとした時間の流れの中で晴明と博雅が
庭の草花を眺めながら簀の子の上で酒を酌み交わす
一方では業や神々、地脈が乱れた事による不思議が
人々を戸惑わせ追い詰める
博雅が持ち込んだ厄介事を晴明が解決?するという流れ。
獏ちゃんの雅でシットリとした不思議な物語。
大好きです♪ -
安定して面白い。 最後の鏡童子は、違うパターンでおもしろい。
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昔、「蝉丸」という人はあまり好きではなかった。「坊主めくり」で大抵引っかかるのがこの蝉丸の札だったから(笑)。このシリーズは、そんな蝉丸さんの悪役イメージを綺麗に払拭してくれます。そして、源博雅という人。この限りなく優しい、得がたい人がいるからこそ、晴明は人でいられるのです。これは全て、夢枕さんの創作の上の設定だと分かっていても、適材適所ってあるよなあと思わせるものです。
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蟬丸スペシャルな巻。『逆髪の女』が好き。ラストで一言だけ喋る草凪の台詞がいい。
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博雅の笛の凄さがわかるエピソードなど。
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