明日ハ晴レカナ曇リカナ

  • 文藝春秋 (2010年4月22日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163291703

感想・レビュー・書評

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  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/552749

  • 『小さな空』の続編。正見は天然の人の良さが出ていて気持ちがいい。光江の夫・潤三は夫・父親の理想像になっている。子どもたちもそれぞれに成長していて読後感が爽やか。

  • 「親子・夫婦・兄弟、そして他人だけど肉親以上に近いあの人―。秘められた思いが切ない、二つの家族の再生の物語。」

    それぞれ傷つきながら最後はそれぞれの未来に向かっていくカンジで最初はどうなるかなとか思ったけど丸く収まってよかった。

  • 潮さんの本だと断然ビートキッズ派ですが、
    最近こんな感じの家族愛読んでなかったなーと思って、
    なんだかのんびりできました。

  • 2つの家族の物語。

    各家庭で色んな問題が起きるけれど、前へ進もうとする。
    前へ進む勇気をくれるのは、もしかすると身近な存在の人かも知れない。

    色んな人が、色んな影響を与えるストーリー。
    最後は切なかった。

  • 読み終えました

  • 大阪郊外に住む岩本家4人家族の、よそとはちょっとだけ違った日常を描く大阪弁・小説。私は読んでいなかったのだけれど、前作『小さな空』(ジャイブ、2008年8月)という作品の続編にあたるらしい。 バンド活動やロック音楽が好きな風野さんの好みが十分に発揮されていて、ファンには嬉しい展開。淡々と過ぎていく2つの家族の日常にも、少しほろ苦い思い出が積み重なっていく。今回の話は、主人公の太一と風希子が高校に進学し、3年後それぞれが大学進学するところで終わっているけれど、この物語の続編がどうなるのか楽しみだ。

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著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ(ともに講談社)、『ゲンタ!』(ほるぷ出版)、『歌う樹の星』(ポプラ社)など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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