県立コガネムシ高校野球部

  • 文藝春秋 (2010年7月13日発売)
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感想 : 14
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  • 本 ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163294209

感想・レビュー・書評

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  • 部長の破天荒な振る舞いや言動が痛快で面白かった。現実的な話ではないのだが、一貫してビジネスとしての心構えを野球にたとえている。ちょっと『もし野球部のマネがドラッガー・・・』に通じるところがあるが、そこまでではないもっとライトな作品。

  • ラストでなにかひねりが入るかと思いきや、そのままの流れで終了。
    ただただ、ありがちなお話でした。残念。

  • 装丁からしても『もしドラ』の二番煎じ?文藝春秋みたいなお堅い出版社がこんなの出しちゃうのかぁ…と少し残念。登場人物誰にも感情移入できなかった。高校野球を題材にしたビジネス小説かな、要するに。2011/603

  • 基本ラノベ風味で面白かったです。
    もしドラ風かと思って借りたのですが、そうでもなくてこの本ならではの特色?みたいなものは少し弱かったですね。
    それに、ラストも中学時代からずっと裏方で、素振りとか練習一切していない人間が、スタミナ切れとはいえ高3時の松坂とかダルとかからヒットを打つってありえね~。

  • ★あらすじ
    長野県立佐久沼高校はいわゆる田舎の進学校で、部活はあまり盛んではない。硬式野球部もご多分に漏れず、ここ何年も公式戦で勝利をおさめたことはない。
    しかし昇平がキャプテンになった正月、いきなり東京のベンチャー企業の女社長、小金澤結子が部長に就任した。
    そして「来年の夏には甲子園に出てもらう!」と宣言したのだ。

    ★感想
    ラノベ寄りの愉快痛快青春ものです。野球成長モノですが、スポコンではないと思うw
    お金があれば大概のことは出来るのね、的な荒唐無稽っぽいお話ではあるのですが、やっぱりそれだけではないわよね、ってあたりヽ(  ̄ー ̄)ノ ウフフ

  • 長野の片田舎の高校に、女事業家、小金澤結子。彼女が野球部の部長をかってでることで部員がふりまわされる。そして事もあろうことに、甲子園出場を宣言したのだ。わずか、半年の間に達成できるのか。部の解散、野球をやったことのない選手をあつめ、金にものをいわせ、宣言していたことをことごとく達成していく。甲子園常連校に相手に勝てるのか?__部外者である結子が社会の厳しさを交えながら、選手たちを成長させていく。野球好きには若干物足りなさがある感じがする。

  • 長野の弱緒野球部の部長に年商40億の野球素人の女社長が就任する。
    女社長のある目的を達成するために野球部は甲子園を目指すことに

    ルーキーズと対極の方法で甲子園を目指す野球部?

    最後な終わり方が
    え?そこで終るのって感じ

  • <内容>年収四十億の財力にモノをいわせ、弱小県立高校野球部長に就任した若き女性実業家・小金澤結子。甲子園出場のため結子が繰り出すゴージャスかつエグい手練手管に部員たちはヘキエキするが、少しずつ勝利する喜びを知ってゆき…。万年弱小チームに、甲子園出場の奇跡は起こる、のか―。

  • 自分に自信がある人はかっこいいなぁ。
    強気で前に突き進む!!

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