悪の教典 下

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 767
  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163295206

感想・レビュー・書評

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  • 下巻に入る直前で
    装丁の意味にも気づく。
    上巻はたしかに
    「こいつやばい」と
    警告している
    読者の頭に警笛がなる。
    下巻は
    赤黒く染まっていく。
    蓮実の色に。

  • 「これは、全部、神の意志だったんだ。頭の中に響いてきた命令で、やったことなんだよ。四組の生徒は、一人残らず悪魔に取り憑かれていた。これは、みんなの魂を救うためだったんだ」

    上巻の面白さから若干失速と感じる。
    だって、ハスミン、オバカさんなんだもん。
    天才の割にツメが甘い!どうしちゃったの!?
    上巻では、あんなにキレキレだったのに!!!

    そして、お気に入り(?)の彼女、あまり魅力を感じないのだけれど、どうして最後あぁなったのかなーー。
    どうしてかなー。なんて、思ったりしたのでした。

    にしても、バッタバッタと殺されちゃうシーンは、ゾクゾク。
    目が離せませんでした。
    そして、最後の、おぉーーゾクゾクゾクぅーーーというのもさすが!という感じ。
    あっという間に読めて、ホントにエンターテイメント!!

    【1/6読了・初読・大学図書館】

  • さて後半。なんだか蓮見がただの大量殺人鬼になっちゃって少し興ざめ・・・・
    ぱっぱぱっぱ人が殺されるだけっていうか。
    これが書きたかったんなら上巻いらなかったんじゃないか、くらいの勢い。

    あとね、内容に関係ないけど上下両方すっごく気になったのは、読点が多い!!
    読んでていちいち息が切れる感じで読みにくかったわ・・・・・
    『読んでて、いちいち、息が切れる感じで、読みにくかったわ・・・』みたいな感じ^^;
    最近たまにこういう書き方の本みることあるけど、どうしてなのかな。

  • テーマとストーリーは最低最悪でヘドが出る。ゲッ!でもすんごく面白い。だから☆は5つ!面白くないけど気分の良い本と、この本とを比べると、間違いなくこの本の方が面白い。あっ、そりゃ当たり前か。けど、読んでると本当に気分が悪くなるのも困ったものだ。なかなかそういう本には出会えない。こりゃ、ちょと読み通すパワーが要りまっせぇ〜。

  • なんかもうとんでもないです。上巻だけでもずいぶん人が死んでいったのに、下巻はもう凄まじい。
    なんじゃこれどころではない。
    バトルロワイヤルを彷彿させる、いやそれ以上。読んでいるとこんなに寒いのに顔が火照ってくる。
    ほんとすごい。多少若い子向けな感じするけど、かえって読みやすかった。

  • サイコパス教師の恐怖を描いたサイコホラー。最初からじわじわと怖さは感じましたが。終盤の展開は圧巻ですね。怖いったら! 何よりも事件を引き起こすにいたる思考回路が、まさしくサイコパスたる所以。まさかそんな理由で……?
    ラストの展開も見事。あのことについてはしっかりと伏線がありましたね。それは知らなかったので、読んだときに「へえ、そんなのがあるんだ」と思ったにも関わらず。まるで思い至りませんでした。巧いなあ。
    読後にもぞくぞく感が残ります。こんな怪物が実際に身の回りにいないことをひたすら祈るばかりです……。

  • 気持ち悪い小説。
    でも、読むのを止められず、一気に読んでしまった。



    個人メモ:圭介きゅんはゼルビアサポ☆

  •  蓮実を怪しいと睨む代表格の圭介を殺し、偽装の携帯メールをした痕跡を子飼の美彌に見つかってしまう。
    そのために文化祭の準備(教室でのお化け屋敷)で屋上から美彌を突き落とす。が屋上から出たところを
    他の生徒に見つかり、クラスの皆に言いふらしてしまう。
     そこで今晩中に残りの39人全員を殺害し、別の先生に罪をなすりつける計画を実行。見事にやり遂げた、
    かに見えたが、2人生存。(他に美彌も奇跡的に生存していた。)2人は証言したが蓮実の顔を見ておらず
    別の先生犯人で解決か?の時に、保健室での殺しが録音されたAEDが見つかり万事休す。
    今度は精神障害のふりで逃れる蓮実、死刑にならなければ将来殺される・・・と残った2人は心配で終わる。
    次のゲームは始まっている・・・。

  • 圧倒的人気を誇る教師、ハスミンこと蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く……。学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった! ミステリー界の話題をさらった超弩級エンターテインメント。

  • 文学

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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