隻眼の少女

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 946
レビュー : 233
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163296005

作品紹介・あらすじ

古式ゆかしき装束を身にまとい、美少女探偵・御陵みかげ降臨!因習深き寒村で発生した連続殺人。名探偵だった母の跡を継ぎ、みかげは事件の捜査に乗り出した-。

感想・レビュー・書評

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  • 麻耶雄嵩に期待していた分、がっかり。

  • おもしろかった。
    最後まで悩まされた。


    主人公にはイライラさせられたが、あのキャラ設定も必要なものだったとは・・・。
    途中の二人の突然の契りシーンも、なんでやねんと心の中で突っ込みましたが、あれも・・・。
    探偵が裏をかかれまくって、被害者がどんどん増えていくのもなんだかなぁ、どうかなぁともやもやでしたが・・・。

    自分で謎を解きたい人にはなかなか難しい本だと思います。
    私は最後まで楽しめました。

  • 読了日2011/06
    おもしろかったけど、推理小説としてこれはアリなのか疑問。
    というか、何でもアリなの?って。映像化はちょっとムリだろうなぁ~

  • 親子2代に渡る隻眼の探偵.巫女の姿をしているところや,犯罪現場が鄙びた村の宗教色を持つ伝説の地であるところなど,現代でありながら一昔前の雰囲気がある.解決したと思った事件が18年を経てまさかの展開,びっくりしました.

  • 因習の村で起こる凄惨な連続殺人事件.偶然訪れた水干装束隻眼の少女探偵御陵みかげ,ワトソン役の主人公種田静馬.という設定の話かともいきや.物語は18年の時を経て解決したはずの話は二転三転.真犯人も予想がつかず.うーん.唸らされました.

  • 二転三転、最後まで犯人わからなかった。

  • 純白の水干をまとった御陵みかげと出会った種田静馬.みかげは探偵として凄い実績をあげた母の名を継いで,二代目の探偵になるべく父山科恭一と山間の琴乃湯に逗留しており,静馬も同じ宿にいた.この村の有力者の琴折家は昔からスガルという霊感を持った神がかった女性を輩出しており,現在は比菜子がスガルで,春菜,夏菜,秋菜の三つ子がおり,春菜にスガルを伝承するため,準備をしていた.1985年の寒い日,春菜が首を切断された状態で発見される.みかげの母の実績を知っている警察とみかげが捜査を開始するが,あと二人の娘もさらに恭一も殺される.みかげは地道な捜査でスガルが犯人だと特定し,一応事件は解決する.それが18年後の2003年の冬に再現される形で新たな事件が発生する.奇想天外なストーリーだが,みかげの娘が同じ名前で登場し,静馬もこの村に現れる.最後の結末は意外な展開だが,長い年月に渡って溜まってきた怨念のような感情が事件の背後に横たわっている感じだ.長編だが一気に読破できた.

  • 死んだ母親から探偵を引き継いだ隻眼の少女が山奥で起きた連続殺人事件の謎を解明して行く。1部と2部とに分かれていて、2部ではそのまた子供が探偵を引き継ぎ同じ場所で起こった殺人事件を解明して行く。
    ネタばれになるけど、純粋な推理小説はとちょっと違い、探偵が犯人で動機が自分の父親を殺すためという、推理小説の反則(じゃなかったっけ?)的小説。反則には反則といわれる理由があって、あっと思う展開であるものの、やっぱり腑に落ちない。なにも悪くない子供が、いとも簡単に殺されるのも、いくら推理小説とはいえついていけない。

  • 久しぶりにミステリーを読んだな、という感じ。

    第1部はそれだけで1冊の本になってもおかしくないくらいの、こってこての本格ミステリーである。

    だけどこの本のすごいところは、なんといっても第2部の種明かしだろう。

    犯人明かしが2転3転する様、偽の自白、そして、最終的に導かれる意外な真犯人。

    ネタバレせずには語れないが、もし真相が解った後にも「これもまた嘘の自白なのでは…」と疑い出したなら、この作者の思惑通りだろう。

    正直、真相が解るようなフェアな伏線がないうえ、回収しきれてない伏線もいくつもある。

    また、重要なトリックにもかかわらず、「そりゃないわ。。」と言うような反則的なものもあり、納得がいかない部分はたくさんある。

    それでも、この作品の意外性と不思議な余韻はミステリー好きな読者の多くを虜にするだろう。

    好き嫌いはあると思うが、騙されたと思って読んでみてほしい。

  • 麻耶雄嵩さんの長編は初めて。
    日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞受賞。
    寒村で起きた殺人事件を隻眼の少女探偵と、語り手であり探偵助手見習いの「種田静馬」が追う。

    ミステリーのためのミステリー。
    賛否両論のラストらしいが、種田静馬の扱いって、そうだったのかと脱力。面白かった。

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著者プロフィール

1969年生まれ。三重県出身。京都大学在学中に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。主な著書に『夏と冬の奏鳴曲』『木製の王子』『貴族探偵対女探偵』などがある。『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。『さよなら神様』も「2015本格ミステリ・ランキング」1位、第15回本格ミステリ大賞を獲得。

「2018年 『友達以上探偵未満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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