田舎の紳士服店のモデルの妻

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 658
レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163297101

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん前に読んだからちょっと忘れちゃったけど、何回挑戦しても途中で脱落した記憶が。

  • 「普通の私」の物語。そう帯にあった通りの話。はじめはちょっといらっとして、最後の10年めはホロリとした。幸せ、本当に大事なもの、持ち時間。
    ゆるやかに変わるって、なかなかすごいことかもしれない。
    2017/10/14読了

  • 夫のうつをきっかけに、田舎で暮らすことになった梨々子。
    それまでの拘りや見栄や偏見を捨てて、新しく物事を認識できるようになっていく梨々子に、共感する。
    年齢も同じくらいだし、子どもたちの年も近い。
    ぶつかる壁も、きっと似ているんだと思う。
    そのときに、どんな風に自分の気持ちを持って行くか、勉強になる内容。

  • 夫が鬱になって、田舎に引っ越すことになった梨々子。越してからの10年間の様々な出来事を描いている。義父の家業を手伝いながら、紳士服店のチラシのモデルをする夫との関係。やや“普通”ではない息子達との関係。そして、ある日偶然知り合ったアサヒとの関係。
    平凡な主婦の毎日かとおもいきや、意外な女性の精神的な変遷の話で、共感するところもある。特に最後の章の編み物の例えは解るなぁと思った。とても面白い作品。

  • 日常から書き起す力すごい。
    多くの人達がもつもやもやを見事に描写。二児の男子を持つ者として刺さる箇所も。
    日常はつまらなくもあり、ありがたく愛しいものでもあり。

  • 東京で暮らしていた子育て中の主婦が地方都市へと引っ越してからのお話。ウツになった夫と子どものことで悩んだり気づいたり。あー、そういうことってありそうと思える。淡々としたかんじの展開。

  • うつ病で仕事を辞めた夫と子供達と一緒に、夫の田舎で暮らすことになった梨々子の10年間。

    こんなはずではないと思いながら、田舎暮らしや子供のことに悩む梨々子には、ちょっと嫌悪感を感じてはいたのですが、月日が経ち、少しずつたくましくなっていく様が小気味よく、最後は良い読後感を感じながら、余韻に浸りました。

    いろいろなことが楽になった、と言う梨々子。
    その気持ちには、とても共感しています。
    焦りはなかったと思うけど、今の自分に通じるものがあるなと言う感じ。

    夫を見る目、ちょっと難しい子供を見る目に、時々ちょっとしたユーモアが混じり、そこが優しいなと、著者のフレーズに酔いました。

    出逢って良かった1冊でした。

  • すごく期待を持って読んだので
    ちょっとうーん、、、と思わなくもなかったが、
    軽く読めてまあおもしろい、と思います。

    美人だからかな?
    急にそんな芸能人と親しくなれるものなの?
    出会いってそんなものなのか。

    次男はもっと見てあげたら良いのに。

    作者をテレビで見ていただけに
    なんか違和感。
    本人も美人だもんね。

  • いちいちおもしろい。終わり方もよし。

  • 自己評価の高い頭でっかちの主人公が、
    他のせいにして自分では何一つ行動しようとしないけど、
    不倫手前で気づいて見つめ直す話。
    ただの嫌な人間にしか見えない。

    それならそれでいいのにハッピーエンドに
    もっていくから釈然としない。
    鬱の設定、タイトル含めいまいち理解できなかった。

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著者プロフィール

宮下 奈都(みやした なつ)
1967年福井県生まれ。上智大学卒業。2004年、「静かな雨」で文學界新人賞に入選し、デビュー。日常に起こる感情の揺れを繊細で瑞々しい筆致で描きだす作品で知られる。『スコーレNO.4』が書店員から熱烈な支持を集め、注目を浴びる。代表作に、2016年本屋大賞、ブランチブックアワード2015大賞、「キノベス!2016」などを受賞した『羊と鋼の森』があり、2018年6月映画化。『静かな雨』が2020年新春映画化が決まり、2019年6月6日文庫化される。ほか、福井からトムラウシに移り住んでいた頃の日々を描いた『神さまたちの遊ぶ庭』や、福井での身辺雑記や本屋大賞受賞前後のエピソードなどを描いた『緑の庭で寝ころんで』がある。

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