ロードサイド・クロス

制作 : 池田 真紀子 
  • 文藝春秋
3.81
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本棚登録 : 699
レビュー : 115
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163297200

感想・レビュー・書評

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  • 期待していた分がっかり。
    もうちょっとおもしろいかと思った。

  • キャサリン・ダンスの新シリーズ第二弾。コンピュータ社会、情報化社会にひそむ危険を警告する“コンピュータ三部作”の締めくくり作品。

    コンピュータ犯罪とキネシスクがどう融合するのか非常に興味があった。事件のアウトラインを形成する序盤は効果的な使われ方をしており惹きつけられたが、全体を通して見てみると、キネシスクの専門家というキャラクターが存分に活かされたとはあまり思えない。ターゲットを追いかけるより、直接ターゲットと対峙する方がしっくりくるのでは?

    事件を軸とした展開はよく練られており、社会に警告を発するという作者のスタンスにもブレがない。中盤の冗長さは否めないが、サプライズも併せて、完成された飽きのこない上質のミステリであることは確か。個人的にはダンスの私生活にはあまり興味がないが、『NCIS』や『攻殻機動隊』の登場に意味もなくニヤニヤしてしまった。

  • キャサリン・ダンスもの2作目。
    事故死した人を悼むかのような道ばたの十字架(ロードサイド・クロス)は殺人の予告?
    誘拐された少女はネットで何かに関わっていた…

    キャサリン・ダンスは、30代。カリフォルニア州捜査局(CBI)の捜査官で、ボディランゲージの専門家。
    夫を事故でなくし、息子と娘を育てている。
    保安官事務所の刑事のマイケル・オニールとは、家族ぐるみのつきあいがあり、調査で行動を共にすることも多い。

    モンテレーに住む十代の少女タミーが拉致され、車に監禁されたまま海辺に放置されるという事件が起きた。
    キャサリンはタミーの尋問に病院へ向かう。
    モンテレーベイ病院では、キャサリンの母イーディが看護師として働いている。
    病院前では安楽死に抗議するプラカードを掲げた群衆がいた。
    前作の事件で火傷を負って亡くなった刑事が、じつは安楽死させられていたのだ。
    なんと、母イーディが逮捕されてしまう。
    また少女が襲われ、事件の捜査で、母の元を離れなければならないキャサリン。

    ネットで様々な問題を取り上げる有名なブログ「チルトン・レポート」に、狙われた少女達が書き込んでいたことがわかる。
    高校生が起こした交通事故について、運転していた男子トラヴィス・ブリガムが逮捕もされなかったことが非難されていた。
    あることないこと書き込まれ、簡単に身元も特定できるブログ‥
    家には投石され、トラヴィスは姿をくらます。
    本当に犯人は彼なのか?

    ネットの分析について、カリフォルニア大学の教授ジョン・ボーリングも協力することに。
    キャサリンの前にあらたな男性が登場?

    調査局内部の均衡や、家族の関係、ネットの含む問題、マイケルとの微妙な間柄など、様々な問題を含みながら、数日間で怒濤の展開。
    どんでん返しは、いかにもディーヴァーらしく、楽しめます。
    リンカーンライム物よりは現実的というのか、あれほど極端にスリリングではないが細やかで落ちついた筆致。
    面白かったです。

  • 粒ぞろいでコンスタントに良作を出す作者だが、今回は取材成果を発表するのに一杯になったか、肝心のどんでん返しが今ひとつ。それでも十分水準以上なのだが。7.25

  • リンカーン・ライムのシリーズに比べると、なんとなくあっさりと終わってしまったという印象をうけた。連続殺人をやるには、ちょっと動機が弱いような気がした。話の展開よりも、登場人物の描き方に主眼が置かれているようだった。

  • 先を読めない展開が良かった。ただ、外国人の名前はなかなか覚えられないネ、愛称で呼ぶこともあるしネ!

  •  リンカーン・ライムのシリーズに登場したキャサリン・ダンスのシリーズ。最後までどんでん返しがあるのはおなじみ(読者にどんでん返しを予想させる時点で、どんでん返しになるかはおいといて)。長編だけど、ぐいぐい読ませる。ライムシリーズと比べると、ダンスの家族・友人の生活も描いてあるし、登場人物に広がりがあるように感じる。ライムのひたすらプロフェッショナルなところも好きだけど。

  • こんな結末になるとは。。
    キネシクス分析能力は。。ちょっと興味あるなぁ。。

  • 3.7

  • ネット世界に関する著者のリサーチがかなりのものであることが、作品中の叙述から伺える。その中には、興味深い内容もある。しかし、サスペンスとしてみた場合にそのネット世界に関する見識が十分に生かされているとは感じられなかった。
    また、ストーリー上、真犯人の動機が薄く、唐突すぎるきらいがあり、読後にあまりすっきりしないものが残った。

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