ロードサイド・クロス

制作 : 池田 真紀子 
  • 文藝春秋
3.81
  • (53)
  • (149)
  • (78)
  • (8)
  • (5)
本棚登録 : 699
レビュー : 115
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163297200

作品紹介・あらすじ

尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。いじめの被害者だった少年は姿を消した。"人間嘘発見器"キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、犯行はエスカレート、ついに死者が出る。犯人は姿を消した少年なのか?だが関係者たちは何か秘密を隠している-。幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。

感想・レビュー・書評

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  • スピード感たっぷり 伏線たっぷり 最後の大どんでん返しあり

  • 楽しみに待っていたディーヴァー。面白かった。次回作が待ち遠しい。

  • ダンス捜査官。ネットいじめが現実の殺人事件に。つぎつぎと追いたてられる。
    犯人がせまってくるようすとかハラハラ。


    C0097

  • やっぱりディーヴァー!
    事件が次々なのに
    最後はすっきりです
    毎回楽しみ

  • 男は哀れだなぁ。

  • 面白いんだけど、いかんせん長い!
    あと、登場人物が多い!
    でも、最後の方は一気読み。
    ダンス、いい女なんだろうな。

  • 犯人の動機があまりに単純でそれまでの言動は何だったんだ!英語のネットスラングは興味深かった。

  • 今年に入ってようやく二冊目の翻訳ミステリ読了。人間嘘発見器キャサリン・ダンス・シリーズ第二作。

    ネットいじめから始まったと思われた事件は思わぬ展開を見せる。
    「やられた!」というツイストではなかった。でも読後感は良好。

  • キャサリン・ダンス物の2作目。
    キネシクスを駆使し、人の言葉のウソを見抜いて犯人を追い詰める。
    日本のミステリーには見られない、変わった捜査官。
    ネット中毒のオタクの少年が、中傷やイジメにあい、さらに殺人犯にされて追い込まれてしまう。
    しかし、実は犯人は・・・
    二転三転の展開が、さすが、ジェフリー・ディーヴァー。
    読むのがやめられ なくて寝不足気味です
    オニールとの関係も新たな進展があるのか、それとも今回の捜査に協力した大学教授のボーリングと始まるのか?
    これからもダンスが主役のストーリーが続きそうで、楽しみです。

  • 日曜の夜にディーヴァーを手に取った私が悪いのだけど寝不足覚悟で一気読み。

    ブログやSNSに渦巻くいわゆる「ネットいじめ」が凶悪な犯行を生み出していく。
    ネットの悪意が生み出した殺人鬼、というイメージが後半ではやがて・・・結局コワイのはリアルな人だなあってオチでした。でも十分揺さぶられたし楽しみました。さすが。今回はダンスのお母さんと高校生の家族が印象的。
    残りのページ数を確認しながらあと2回はどんでん返しが来るな、とか身構えちゃうのは良くないな。

  • サックスもの

  • まさにジェフリー・ディーバーの作品。とにかく文章が上手く、比喩や暗喩が散りばめられながらも、無駄な描写はないので読んでて気持ちが良い。
    多彩な登場人物もキャラがしっかり分けられているので戸惑うこともない。そしてプロットの見事さ!
    今回は、前作からわずか3週間後と言う設定ながら、必要十分な説明はなされているので大分間隔が空いていたが問題なく読めた。
    次々と起きる事件が、さすがにトラビスという少年が犯人でないのは読める。しかし、ここからの展開が見事で、以前ブログでけなされて自殺した聖職者の弟が犯人、ところが実は、結局はブログ主のチルトンが犯人だったという意外性、そして浮気がその原因という設定の巧みさ。
    一方で、ネットいじめやサイバースペースにしか馴染めない子供たちへの警鐘など、現代社会の問題点もあぶりだしている。それを高い次元で娯楽作に昇華させているので、一気読みしてしまう。
    もう次の作品も出てるようなので、リンカーン・ライムの方も追い付かないと?

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。いじめの被害者だった少年は姿を消した。“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、犯行はエスカレート、ついに死者が出る。犯人は姿を消した少年なのか?だが関係者たちは何か秘密を隠している―。幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。

    仮想世界の恐ろしさがこれでもかと迫ってくる作品だったと思います。
    でもやっぱり人間の魅力が何よりもうまいなぁとうならせるのだと思う。
    次!次の作品読まなきゃ。だって人間関係が、オニールが!

    Roadside crosses by Jeffery Deaver

  • キャサリンダンスシリーズ

  • ☆☆☆☆★

  • やっぱり安心して面白い
    ドキドキ

  •  リンカーン・ライム・シリーズからのスピンオフ・シリーズ、人間嘘発見器キャサリン・ダンスのシリーズ第二作である。

     こちらでもまた、デジタル犯罪である。ここのところこの作者のみならず、犯罪に関する小説も映画もコンピューターやネットを駆使したネタが増えてきた。ある程度出尽くしたのじゃないかと思われるものでも、まだまだネタは尽きないとばかりに、さまざまな作者たちがアイディアを見せている現状を見る限り、ネットやコンピュータの領域というのは、エンターテインメントの一大マーケットとなっているありさまである。

     本作は、ブログ、とりわけ限定エリアでのブログを軸に、特定個人が実際の生活までも含めて攻撃されてゆき排除されそうになる出来事を捉え、そのブログやSNSの特性を踏まえ計画された犯罪というものを描いている。ネットいじめなどは、容易に考えられるのだが、海を越えたアメリカでも学校でのいじめはネットによってより拡散性を増し、燎原の火のように瞬く間に燃え広がる危険性を秘める。そうした怖さと、そこにばら撒かれた精度の低い情報が及ぼすさらなる害悪に焦点を当てた小説とも言える。

     この中には大なり小なりオタクと呼ばれるようなネットマニアの人々が登場し、彼らは時には味方になり敵になり、ダンスの周囲を跳梁する。ダンス自身はネットに明るくなく、そこで助っ人を頼むことになる。彼の手を通じて、ダンスはネットという迷宮に戸惑いつつも足を踏み入れてゆく。仮想冒険の世界は、ネットのブログであり、ときにはRPGゲームの世界でもあり、そこに生きるアバターたちの別次元での生態でもある。

     読者はダンスの眼を通じて、それらの奇妙なあるいは慣れしたしんだ覚えのあるネットワールドを旅することになる。相手の声質や動作、表情などでその心理を見極めるキネシクスというダンス得意の技術は、ネットのアバター相手には成立しにくいが、それでも試みたりするあたりが余興か。

     いつもながらの逆転また逆転で、事の真相に辿り着くには相当の時間と労力をかけなければならないが、真の人間や家族よりもネットのほうに価値を置く人々、仮想空間での仮の人生と真の人生を入れ違えそうになるくらい生活比率の歪んだ人々、などの存在が、一歩間違えれば、われわれ読者の側にも容易に生じてしまいそうなだけに、身近な怖さが一つの味わいといえるテーマになるかもしれない。

     訳者のあとがきによれば、『青い虚空』『ソウル・コレクター』に続くディーヴァーのコンピューター三部作の完結に当たるという。へえ、そういう三部作なんて言い方もあるのかと変なところで感心した次第。

  • ここのところ日本の薄っぺらい警察小説ばかり読んでいたもので、それらと比べるのもおこがましいが、やっぱりディーヴァーはモノが違う。ハードカバー上下2段組で499ページ、緻密だけどまったく飽きさせない。真犯人は誰かという興味もさることながら、母親や子ども達、仕事上のパートナーである男性たちとの間で揺れ動く主人公キャサリン・ダンスの心情が物語に深みを加える。次作ではキャサリンの恋にも進展がありそうで早くも楽しみ。星が4つなのはディーヴァーとしては、という評価。昨年出たリンカーン・ライムのシリーズ最新作が未読なのでそちらも早く読みたい。

  • キャサリン・ダンス2作目。
    カリフォルニア州捜査局の捜査官。夫を交通事故で失ったワーキングマザー。
    専門はボディランゲージを読み取り嘘を見抜くキネシクスを駆使した尋問。

    今回のお話は、前作スリーピングドールから数週間後。殺人予告の十字架とバラの花束が置かれ、高校生の少年が容疑者となる。
    人気ブログから派生した予告殺人。
    仮想現実での真実。そして嘘。

    ダンスの相棒、保安官マイケルとの微妙な関係。
    殺人嫌疑をかけられ逮捕された母親への思い。

    捜査協力をしたコンピューターの専門家で41歳の独身貴族(笑)、ジョン。
    ストーリーの面白さとは別に、ダンスを取り巻く人間関係にやきもきさせられます。

    本家、ライムシリーズでもダンスがまた登場しているよう。
    『バーニング・ワイヤー』楽しみです。

  • ライムシリーズのスピンオフ、キャサリン・ダンス2作目。
    相変わらず文章はずば抜けて上手いのですが、
    如何せん、読み手であるこちらが「どんでん返し」を身構えて読んでいるので、
    ディーヴァーもそろそろ「どんでん返し」を搾り出すの苦しいのではないでしょうかw
    そう思いたくなる「無理からのどんでん返し」でした。

  • つきあっちゃえよオニール氏と!!
    やっぱりライムシリーズの方が事件の規模も大きいし好きかも。

  • 長かった~!
    ネットの世界(ブログと表現されていますが、日本でいうと
    掲示板に近い感じ?)が事件のベースにしかれていて、
    アメリカも日本も変わらないなぁというあたりで、
    なかなか興味深かったです。

    いつ読み終われるのかなぁと、途中、
    残りの厚さを見ながら何度か思いましたが
    2つのストーリー(ロードサイドクロス事件と母親の起訴)が進行しつつ、
    どんでん返しが織り込まれてくるので、
    退屈することはなかったです。

    女性主人公キャサリンダンスとそのお相手の今後にも
    興味を持ったので、たぶん、このシリーズの続きが出たら
    また読むと思います。

  • Roadside Cross ですかね。
    取り上げてる内容は、今時のインターネットブログだが、ストーリーは古典的とも言えるほどに王道なミステリー。
    謎解きの積み重ね。

  • ジェフリーディーヴァーの中ではもう一つ。

  •  月曜日に始まり金曜日には終わるキャサリン・ダンスシリーズ第2弾。

     今回は古典的というか(イヤ全然そんな感じでもないんだけど)、正統派なミステリだった。
     犯人ドコーとぎりぎりと思いながら一気読みできる。
     前作のスリーピングドールとセットでよんだほうが面白い。

     そーして、エピローグでは気になる引きがwwww
     3巻楽しみです。いろんな意味で。

  • キャサリン・ダンスと対峙したら、すべて読まれてしまうんだろうなぁ。実際にこういう人がいたら怖いと思う反面、犯罪の撲滅には頼もしいなって感じる。
    ネット掲示板を利用した犯罪。ネットで誹謗中傷された被害者が犯人では?という流れはいかにもありそう。その流れに沿って巧妙に仕向けられていたんだな。
    仮想世界の経験がそのまま現実世界に活かせるとは思えないけど、両方の世界で同じような行動をとるっていうのは分かる気がする。

  • 面白すぎる。
    ああ、単にタイムリーだったのかな?
    ちょうど、インターネットの危険に関するコラムをよんだばっかだったから?

    日本で発行されたのは2年前。
    本場では、もっと前。こういう時事ネタは、ほんのちょっと最近でも古臭くなりがちだけど、全然古臭くない。こういうのは、やっぱセンスの問題?

    ダンスが交わす会話、なんて頭の回転速いの?!こんなステキに会話できるひと、いいですなぁ。

    ダンスの恋はどうなるんだろう?
    次回作も楽しみです。
    ライムシリーズも大好きだけどね。

  • ■ 1191.
    <読破期間>
    H23/10/1~H23/10/13

  • ジェフリー・ディーヴァーにしては、ストーリーがシンプルだな、と思いながら読んでいたけれども、いや、さすがにシンプルなままでは終わらなかった。得意のどんでん返しが何度も物語の後半に用意されていた。
    ジェフリー・ディーバーには、よく読まれているものとして、この本の主人公であるキャサリン・ダンスのシリーズと、リンカーン・ライムのシリーズがある。僕的にはキャラクターとしては、キャサリン・ダンスの方が好きなのだけれども、彼女の得意技である尋問の場面はシリーズにはさほど多くないのが、少し不満と言えば不満。
    ではあるが、ストーリーとして非常に面白い本。読んで損はないと思う。

  • 「どんでん返しに次ぐどんでん返し!」には食傷気味ですが、題材がうまかった。

    インターネットって怖いよね。「匿名だから」と高をくくっていても、自分の発言が、まさにその「個人情報」を垂れ流していることなんてざらにある。「今人身事故で電車止まった」「創立記念日で高校休みだった」「東京都在住」…複数の発言をつないでいけば、個人を特定することだってそう難しいことじゃないだろう。いかにも犯罪に昇華されそうじゃないか。

    もう一点。さらに怖いのは、いかにも近視眼的になってしまいがちだということ。うまく言えないけど。
    ココに打ち込んでいる言葉は、「世界中に向けて」発信してるんだよ。「誰が見てるのかわからな」くて、「誰が見ててもおかしくない」んだよ。
    色々な意味で、そんな恐ろしいことってない。

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