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- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163298207
感想・レビュー・書評
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特に大きな出来事が起きるわけでもないけど、妻の子ども時代の回想が良かった。
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カフェを営む夫婦と、常連客たちとの関係。
夫婦というには距離がありすぎて、かといって離婚するほど遠くもない。
この人の書く人間関係の距離感はリアルでうすら寒い。 -
東京郊外で喫茶店を営む夫婦の日常が、妻目線・夫目線で交互に描かれる。
正直言って、あまり好きなタイプの小説ではなかった。登場人物が好きになれなかったのだ。特に主人公である夫婦が、ものすごく繊細なのに何か冷めていて、全てに実感がなく、ふわふわとつかみどころがない感じがして…面倒くさい人たちだなあと思ってしまって、いまいち共感も理解もできなかった。 -
喫茶店を営む夫婦の不穏な日常が、彼らの過去を挟んで展開する。
特に主張のある登場人物はいない。過去といっても、トラウマではない。
愛か憎しみかもわからない。 -
人と人との間にある不穏さを文章にすると、こんな感じになるのか。
現実でも”言葉の裏を読む”とか”行間を読む”とかが苦手で億劫な私は、文字で読んでもやはり面倒に感じる。
著者プロフィール
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