花の鎖

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3532
レビュー : 596
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163299709

感想・レビュー・書評

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  • 3世代のお話が徐々に繋がっていく、タイトル通り鎖で繋がっていくようなお話。恨みがベースを流れ、ちょっと重苦しく感じました。また、出てくるお花も青い花であって物悲しい感じでした。コマクサとはどんな花なんだろうと最後に思いをはせました。

  • さらりとよめる

  • <内容>元英語講師の梨花、結婚後、子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。3人の女性の人生に影を落とす謎の男「K」。感動のミステリ。

  •  なんだかんだでデビュー作から読んでしまう湊かなえさん、新刊です。今までと若干雰囲気が違う、毒々しさの少ないあっさりした作品でした。

     ミステリー?かな。いくつかの話が並行で進んでいるように見せかけ、徐々にそれらの繋がりが分かってくる。Kとは誰なのか、最終的にどう話がまとまるのか、というところが見せ場かな・・?

     ん~、新しい作風に挑む試みは買いますが、正直個人的にはイマイチ・・。登場人物も分散してるので、あんまり感情移入も出来ず、作者さんの頭の中ではきれいに出来上がった物語かもしれませんが、それが読み取りづらい・・。

     きっと、次も読むと思いますが、1作目が大ヒットしてしまったツケが若干きてしまったような・・・。がんばってほしいです。

  • 第5章くらいでやっと人間関係がわかりました。読後感はそんなに悪くない。

  • 湊かなえ「花の鎖」を読んだ。セカンドステージと銘打つだけあり、底に横たわる悪意みたいなものは感じられず、一線を画した感はある。一見ばらばらの話が鎖のように絡まっていくのだが、斜め読みの私にはどの話が誰のエピソードかわからなくなってしまい、ちょっと混乱した。注意深い読者だと絡まりつつある所でもっと楽しめるのだと思う。

  • 職場の人から借りた本。湊かなえさんは初読。きっかけはパラ見した時和菓子のきんつばの描写が美味しそうに見えたから。
    なるほど、女三代とそれに連なる人々の「花」の「鎖」です。人との縁はよく「糸」で表現されるので鎖だと固く冷たい気はするけど、必ずしも繊細で優しくは無いこの場合は「鎖」の方がまだ適当。
    「花」は作品中に出てくる花だけではなく、登場する女性たちも表せると思いました。

  • 三人の女性を巡って繰り広げられる、とある縁の物語。彼女たちの繋がりは徐々に分かってきますし、半分くらいでなんとなくの見当はつくかも。それでも面白さをそがれることはなく。意外性よりもむしろ、物語を繋いで紡ぐ楽しさが味わえる一冊。
    ネタバレになるのであまり多くは語れませんが。それぞれのパートの繋がって生まれるひとつの物語は、切なくもあり美しくて。タイトルの意味にもじーんと来ました。

  • 3人の女性の物語が平行して中盤まで進む。それが重なり、ある秘密が明らかにされていく展開も終盤盛り上らず感動やミステリーもなく読後感はなんとも中途半端!登場人物も多いのかそれぞれの描写も浅い。これは家系図を当てるパズルに色を着けたのか…。将棋で例えるなら矢倉専門の棋士が穴熊やって、アレッて感じ。きんつばが食べたくなります♪次回作に期待かな…

  • 途中で断念。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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