路上の視野: 1972-1982

  • 文藝春秋
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163373201

感想・レビュー・書評

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  • 沢木耕太郎が、20代前半〜30代前半にかけての10年間に綴ったエッセイを集めたもの。作品には表立って触れられることのあまりない、沢木耕太郎の実像に触れられます。それはノンフィクションの方法論であったり、自分の大学時代であったり、取材の裏話であったり、書評であったり、紀行エッセイであったり…。

    上下2段組(文庫本では『紙のライオン』、『ペーパーナイフ』、『地図を燃やす』の3冊分です)でどっしり重く、内容もぎっしり詰まっているお薦めの一冊です。

  • 83001.317

    膨大な量の短文を集めたこの本じたい、沢木耕太郎という人間のドキュメントになっている、とも考えられる。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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