妻と娘の国へ行った特派員

著者 :
  • 文藝春秋
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163403700

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 娘と妻シリーズかと思いきや、色々な所で著者が書いたものをまとめた者だった。後書き自体が病床で口頭で言われたものを文章化したらしく、本当の意味での最後の作品のようだ。他の本と同様、所々に著者の鋭い東南アジア感、東南アジア人感が書かれている。またいつか読み直す事もありそうだ。

  • 「そしてその東南アジアの魅力を生み出すものは、多少重複するが、この地域のそれぞれの国で見られる人間らしさである。新聞記者というむしろ「現象」を追う身でありながら、そこで見る私の興味は、実際にこの地域で生きる人々の生き方やその喜怒哀楽といったようなものに注がれ続けた。」(あとがきより)

    27の随筆であり、紀行文であり、ルポルタージュ。近藤さんの遺作です(あとがきは死の3日前、病床で録音されたもの)。バンコク特派員(当時)という仕事柄、ベトナムに限らず、タイ、ミャンマー、カンボジア、フィリピン、ブルネイ、シンガポール、インドと舞台は多岐に渡り、同じくアジアを愛する自分にとっては教科書のような本です。

全2件中 1 - 2件を表示

近藤紘一の作品

妻と娘の国へ行った特派員を本棚に登録しているひと

ツイートする
×