馬車は走る

  • 文藝春秋 (1986年1月1日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163405001

感想・レビュー・書評

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  • 息づまるような三浦密着ルポがいい。

    ※再読→1998

  • 趙治勲、石原慎太郎、山田泰吉、小椋桂、多田雄幸、三浦和義を取り上げた6本の人物ノンフィクション。石原さんや三浦さんなど、今も何かと話題の人たちの若かりし頃の話(都知事選敗北やロス疑惑逮捕直前)がまた興味深い。そして読み応えがまたすごいです。人の逞しい生きかたを、沢木耕太郎の視点通して垣間見せられているような不思議な感じを受けます。

    帰郷
    シジフォスの40日

    その木戸を
    オケラのカーニバル
    奇妙な航海
    走る馬車に乗って(長いあとがき)

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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