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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784163414102
作品紹介・あらすじ
こんなに分厚い本を作るつもりはなかったんですがね。取材から脚本、キャスティング、ロケハン等諸準備、クランクインからアップまでの全撮影日記、それに仕上げまで入れたらこんなになってしまった。映画って大変なのよ、やっぱり。
感想・レビュー・書評
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絶版のこの本。お葬式日記よりもプレミアム価格で古本が販売されてるのは、シナリオに書き込みが再現されてるからなんだろうな。
(文藝春秋は早くkindle化して欲しい)
勿論、私も収録されたシナリオの書き込みに見入ってしまった。
この映画の勝因は、シナリオだったのがよくわかった。読んでいて面白い!ヒットするかは他の要因が関係するだろうけど、映画としてのクオリティは、脚本が良く出来た時点で、半分はクリアされてると思う。
台詞の修正や場面の削除など、結構手が入ってて、現場での試行錯誤の跡が何となく分かるような所が良い。
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伊丹十三による「ある映画の物語」川谷拓三降板のくだりはスリリング。大勢のスタッフからの様々な問い合わせを瞬時にジャッジして自信を持って答えを出すのが映画監督の仕事であるなら、伊丹は間違いなくそうだろう。
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マルサの女の製作から公開までの伊丹十三監督による日記。大ファンなので手に撮ってみたが、あまりの文量に読み疲れた。ただ、何度も見た者としては裏側にあるドラマを垣間見ることができて満足した。
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著者プロフィール
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