クロワッサン症候群

  • 文藝春秋 (1988年1月1日発売)
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163427201

感想・レビュー・書評

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  • 「クロワッサン症候群」、どんな意味なのか知りたくて一読しました。(さらっと読みです)松原惇子 著「クロワッサン症候群」、1988.11発行。1977.4月創刊の「クロワッサン」が翌1978.5にニューファミリー路線から女の情報誌に変身したことから生まれたとか。(著者の言では)1960年代米国で始まったウーマンリブの影響でしょうか。女の時代、新しい女の生き方、自立・・・、それによって30代の独身女性が増えた現象を言ってるようです。著者は情報誌にあおられたとの論旨ですが、生き方は人それぞれ、自由なものだと思います。

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  • 処分のため、ひさびさにちら見。結婚してない友人達を思い出した。結婚しないんだってがんばってるわけでもないし。仕事もそこそこ頑張ってる。人生、人それぞれだと。どこにも青い鳥なんていない。いま、ここじゃない、どこか、を求めても仕方ない。私だってそれこそこれからどうなるか分からないわけだし。まぁ。人生楽しむ。

  • 懐かしい本を読みました。
    女の自立を扇動したかのような当時の雑誌「クロワッサン」(1977年創刊)
    なんとも古い話だと読み進めたが、同じような症候群にかかっているのは
    今も同じで、私自身も同じだとため息がもれる。
    依存心が強く、仕事にもはっきりとした目的も持てず・・・自立した女性に憧れてはみたものの
    現実は・・・・こんな有様。

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著者プロフィール

松原惇子ノンフィクション作家。1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジにてカウンセリングで修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーに。1998年には、おひとりさまの終活を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる。『わたしのおひとりさま人生』『母の老い方観察記録』(海竜社)、『極上のおひとり死』(SB新書)など、著書多数

「2023年 『97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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