収容所から来た遺書

  • 文藝春秋 (1989年1月1日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163432700

感想・レビュー・書評

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  • 敗戦後
    シベリア
    昭和史
    (映画、ドラマは見ていない)
    本書よんで知らなかった事が
    いろいろと興味深く今
    テキストで読めて良かった。

  • 映画を見てから興味を持ちこの本を読んだ。山本幡男という存在がなんと大きいことか…。随分と時がたった今でも、彼の生き方は現代の人々の生き方に強い印象を残してくれる。やっぱり希望を持つことが本当の意味で生きるということなのかな。

  • 物語のようであり、ノンフィクションであり、
    よくまとまっていると思った。
    こんな現実があって、その先に私たちが生きている。
    終戦、捕虜、シベリア抑留、舞鶴…
    どんどん薄れていく歴史としての記憶。

    映画を先に観たが、とてもよくストーリーがまとまっていたと思う。

    地獄の中にあって希望を失わずに生きる。
    どうしてそんなことができたのだろうか。
    私は山本さんに対して恥ずかしくない生き方ができているだろうか。
    そんなことを思いながら読んだ。

  • ☆終戦は終わらない。

  • ちゃんと読まなくては…と思っている…orz

  • 会社の先輩からお借りしている図書シリーズです。ちょうど読む本がなくてヒマを持て余しているときに、先輩の下へ同僚の赤ペンさんが借りていた本がどっさり戻ってきたらしく、それをそのままお借りしたのです。

    そんなわけで、本のセレクトは赤ペンさんによるもの。他人セレクトなだけに、自分ではなかなか手に取らないようなものも多くて面白いです。

    そんなわけで、ラーゲリ。
    あんまり戦後のソ連における収容所の実態なんて知らなかったので、本当にいろいろと知ることが多い内容でした。知識としての戦争の悲哀という観点よりも、そこに生きる人々の前向きでひたむきな姿にとても勇気を貰いました。

    でも、やっぱり希望って大事なんだね。
    「ダメだ」と思ったときが終わりなんだなと。

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