カミーユ・クローデル

  • 文藝春秋 (1989年1月1日発売)
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本 ・本 (796ページ) / ISBN・EAN: 9784163436203

感想・レビュー・書評

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  • 考える人で有名なロダンの愛人さんで、弟は有名な詩人。自身はロダンと同じく天才彫刻家。でもこの時代、女流は大変だったみたいデス。ロダンの影に隠れ、遂には精神を病み精神病院で生を終えます。愛と才能と時代に翻弄され抗い挑戦し続けた壮絶な女性の一生です。

  • パリのロダン美術館にはカミーユが壊した石膏が壊れたまま展示されてまして、、ロダンの名声の影に破壊されちゃった彼女の心の内を。。壊れた心を思うとシクシク泣けてきます。ロダンがどんなにがんばっても、女性の作るエロスの香りは無理!!ちょっとカミーユの肩を持ちたくなる、そんな本です。

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